全日本空輸[9202]のANAマイレージ制度大改悪。株主としては歓迎すべきなんでしょうけど、ユーザーとしてはこれでお別れか・・・。 - 高配当株で配当金生活

全日本空輸[9202]のANAマイレージ制度大改悪。株主としては歓迎すべきなんでしょうけど、ユーザーとしてはこれでお別れか・・・。

高配当株で配当金生活のブログは、全日本空輸[9202]の記事が多過ぎるのではないか?というツッコミを頂く事があります。まあ、保有株数が6,000株(=時価100万円くらい)の投資に留めているANAの記事ばかりというのも、面白くない方に取っては面白くないかもしれませんが、私の3大趣味の一つである旅行関係の株式なので、どうしてもその施策に目が行ってしまうんですよね。

今回は、昨日11月5日に発表されたリリースであるANAマイレージクラブ・リニューアルについてというリリースの中身を見て行きたいと思います。今回のリニューアルで、マイルの付与のされ方が大幅に変わるのですが、正直な所今までは特にエコノミークラスの格安運賃では大盤振る舞いが過ぎたと考えています。

実際、記事のタイトルには大改悪とつけさせていただきました。今まで、ANAの格安運賃でマイルを荒稼ぎし、肝心のビジネスクラスやファーストクラスにはマイルでしか乗らない私のようなユーザーからすると大改悪である事には間違いないのですが、冷静になって株主としての立場から考えてみると、「マイルは負債」であるため、付与数は少ない事に超した事はないのです。

本当の所、一部の人にとってマイレージ制度を大改悪と取れるように変更しても、ANAのヘビーユーザーでなければ、今まで通りANAを使うのでしょうし、そもそもマイルが大量に付与されるからANAを選んで乗っていたという方はそれほど多くないのかもしれません。そう思うと、一部のヘビーユーザーはJALやLCCに逃げられる事を覚悟の上での制度変更なのかもしれませんね。

航空専門ブログではないので、マイル付与の部分だけ触れたいと思います。

本当は、格安運賃への大量マイル付与終了以外にも改悪点はあるのですが、それはちょっとマニアックになってしまいますので、今回はANAマイレージの付与率の改訂について解説をしたいと思います。普段、私は格安のビジネスクラスのチケットか、格安のエコノミークラスのチケットを使って旅行をする事がほとんどでした。そのマイルの付与率は概ね

■ 格安のビジネスクラス:区間マイル×125%
■ 格安のエコノミークラス:区間マイル×70%(一部区間で50%の場合もあり)

だったんですよね。これが2013年4月以降の運賃では基本的には以下のようになります。航空ファン以外の方向けに書いてありますので、100%そうではないという事を予めご承知置きください。

■ 格安のビジネスクラス:区間マイル×70%(一部区間で125%の場合もあり)
■ 格安のエコノミークラス:区間マイル×50% or 30%

と、なんとビックリのマイル付与率になってしまいました。そして、このマイル数によってANAのラウンジ利用権や優先搭乗権が与えられるANAプラチナ会員やダイヤモンド会員になるための基準ポイントが計算されますので、格安チケットばかり使っていると、プラチナ会員にもなりにくくなってしまったのです。

当然、ANA[9202]からすると高い運賃で搭乗してくれる人の方が良いお客さんというのは当然の考えでありまして、特に株主としての立場からすると仕方ない事なのかなとも思ってしまうのでありますが、例えばJALカードの会員だとJALマイレージは最低でも100%貯まる事になっていますし、同じ区間を同じような値段で飛んでマイル数2倍〜3倍となれば、特に長距離線はもうANAじゃなくてJALにするか・・という人が出て来てもおかしくないですよね。

私も、このブログでは今までずっとANA推しで来ましたけれども、この制度変更を受けて、遠距離は、キャセイパシフィック航空・タイ国際航空・ニュージーランド航空と言った海外の安い航空会社でサービスがソコソコの所に、近距離についてはピーチ航空などのLCCに乗り換えた方がいいのかな〜と思ってしまったのでありました。まあ、国内線はコレからもANAにお世話になりますけどね。

ひどい宣伝

あと、こういった際はどこの会社でもそうだと思うのですが、サービスが+になる部分とーになる部分がある場合、+の部分だけをアピールしますよね。今回もニューヨークにビジネスクラス・普通運賃で飛ぶ場合は、842マイルアップ!なんて堂々と書いてありました。

確かに普通運賃のマイルは以前より増加なんですけれども、ビジネスクラスの普通運賃なんて、一部のセレブ以外買っている人はいないのではないでしょうか。こういうほんの一部だけをピックアップする所が、企業姿勢としては好きではないかなと感じる所なのでありました。まあ、現場のサービスは、さすが日本の航空会社と思わせる素晴らしい会社だと思うんですけどね。

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