[3002]グンゼから第121期中間株主通信。今期も営業利益は続伸ですが、デリバティブのまさかの50億損失で経常赤字となってしまいました。 - 高配当株で配当金生活

[3002]グンゼから第121期中間株主通信。今期も営業利益は続伸ですが、デリバティブのまさかの50億損失で経常赤字となってしまいました。

今回は、配当金生活のポートフォリオ国内株式クラス(株主優待目当て)の保有銘柄のうち、地元・関西銘柄としても贔屓しており、その商品を普段から愛用している[3002]グンゼから中間報告書をいただきましたので、読者の皆様にもご紹介することにしたいと思います。


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2017年2月最新情報 今度は急遽黒字転換の予想となりました

元々、[3002]グンゼの2017年3月期は赤字決算の予想となっていたのですが、2017年2月4日の日本経済新聞の記事によると、3Q時点での決算は純利益が前期比4.4倍の44億円となったようです。

[3002]グンゼは以前から贔屓にしている銘柄ながら、業績推移はイマイチで、今期もデリバティブや為替で損をするなどある意味憎めない損の仕方をしていたのですが、今年の3Q決算ではまさかの10億円弱の為替差益が発生して、本業の業績を押し上げる事になりました。年間を通じての業績予想も赤字→黒字に転換しましたので、株主としてはひとまず安心と言った所でしょうか。

[3002]グンゼ 第121期中間株主通信

[3002]グンゼというと、どうしても上記の画像でご紹介するような『紳士肌着』のイメージのみが先行してしまいがちですが、実は同社のアパレル事業の売上高は全体の半分程度、営業利益で言うと3割台でしかありません。そんな同社の稼ぎ頭となっているのはペットボトルにも利用されている『プラスチックフィルム』などを製造している機能ソリューション事業なんですよね。ただ、この部門の売上高は最近漸減傾向なのがちょっと気になりますね。

[3002]グンゼ 中間期はまさかの経常赤字です

グンゼ 中間期はまさかの経常赤字です

さて、以前からパッとしない業績が続く[3002]グンゼですが、それでも今期は前年期に引き続き営業利益を伸ばして来ています。ただ、上のグラフをみるとわかるように営業利益は25億円出しているのに、経常利益ベースでは30億円の赤字となってしまっているんですよね。これは、今期にデリバティブ評価損が50億円出てしまったことなどによります。投資家がこういった商品で50億円も損をしてしまえば一発アウトですよね。同社ほどの規模であれば大丈夫だとは思うのですが。

[3002]グンゼ アパレル部門復調!?

グンゼ アパレル部門復調!?

[3002]グンゼのメインとなるべき事業なのに、ここ最近は営業利益率が2%を切ることもあったアパレル事業。ただ、最近は売上高・営業利益ともに復調ムードでありまして、今期の営業利益率は4%程度を見込んでいるようです。正直な所、この利益率でもイマイチだとは思うのですが、以前のことを思うと復調してきていますよね。

[3002]グンゼの株主優待(9月/年1回)

(1)自社商品(肌着・パジャマ)または(2)「GUNZEポイント」付与
■ 1000株以上:(1)2,000円相当または(2)2,000ポイント
■ 3000株以上:(1)4,000円相当または(2)4,000ポイント
※ [3002]グンゼの株式を長期で保有すると優遇があります。

[3002]グンゼの主要指標(2017年2月5日現在)

■ PER:28.13倍(予想)
■ PBR:0.74倍(実績)
■ ROE:-1.1%(実績)
■ 配当利回り:1.92%(予想)
■ 直近5期のEPS推移:-6.1→13.1→16.8→-6.4→13.9(2017/03予想)
■ 直近5期の配当推移:7.5→7.5→7.5→8.5→7.5(2017/03予想)

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