超メジャー銘柄では最強クラスの配当利回り。配当利回り5%台(2016年夏当時)の[7751]キヤノンから中間報告書と中間配当金です。
今回は、配当金生活のポートフォリオの『国内株式クラス』の保有銘柄の中から、超大型&高配当株でおなじみであり、カメラ・事務用機器の超大手で皆様の中でもその商品を使っている方が多いのではないかと思われる[7751]キヤノンから第116期の中間報告書と配当金をいただきましたので、読者の皆様にもご紹介することにしたいと思います。
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[7751]キヤノン 第116期中間報告書
[7751]キヤノン 過去5年間の株価推移
※ 上記の株価チャートはヤフーファイナンスから引用
さて、[7751]キヤノンと言えば超メジャー銘柄の中では異例と言えるほどの高利回りで有名だとは思うのですが、実はその一方でその株価推移はかなりイマイチなんですよね。上記の株価チャートは赤線が株価指数TOPIX、青線が[7751]キヤノンのものを示しています。
ここしばらくは、オフィス機器系が好調である一方でデジカメ関係がイマイチという成績が続いていた同社。全体としては好景気の割にはパッとせず、買いたいと思う動機付けになるのは『高配当利回り』だけという状況でした。ただ、今上半期に入って頼りだった『オフィスビジネスユニット』部門の売上高が円高などの影響もあり前年度比で▲14.6%と落ち込んでしまっているんですよね。
[7751]キヤノン 1株150円配当は続けられるか?
今期の[7751]キヤノンも1株=150円の配当予想が続いていますが、業績が減速してしまっており、1株あたり純利益は150円を下回る予想となっています。同社の場合は報告書に安定的な株主還元の観点と記述があるので、簡単には減配しないと期待したい所なのですが、それは最低でも1株当たり純利益が150円台以上はある事が前提であるようにも思えるんですよね。今後数期間はともかくとして、長期に渡って安定配当を続けるには、もうちょっと業績の伸びがほしい所ですね。
[7751]キヤノンから中間配当金をいただきました。
さて、今回は[7751]キヤノンから1株あたり75円の配当金をいただきました。保有株数は400株でありまして、法人での源泉徴収税を差し引きしますと、実際に受け取った配当金の金額は25,406円ということになりました。
[7751]キヤノンの主要指標(2017年2月12日現在)
■ PER:25.60倍(予想)
■ PBR:1.28倍(実績)
■ ROE:7.4%(実績)
■ 配当利回り:4.60%(予想)
■ 直近5期のEPS推移:200.8→229.0→201.7→138.0→127.5(2017/12予想)
■ 直近5期の配当推移:130→150→150→150→150(2017/12予想)
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