国内高配当株式トップ10(2016年3月11日現在)雑記:京都鉄道博物館 / 金融系のシステムで安定収益安定配当の[4762]エックスネットをご紹介です。
今回は2016年3月11日時点での国内高配当株式のトップ10を概観したいと思います。このランキングでは、私なら投資しても良いかな〜と思える独自のスクリーニング基準を使って、基準に当てはまった銘柄の中から上位10銘柄をご紹介しているランキングです。本編に入る前に、今週の私のツイートに関する雑談からスタートです。
JR西日本[9021]の #京都鉄道博物館 が来月の下旬にオープンですね。株主向けの先行見学会の募集があったのですが、これは当然のように外れてしまいました。オープン後、最初のブームが落ち着いた後の平日に訪れたいと思っています。 pic.twitter.com/50ZkdTsCyg
— 高配当株で配当金生活 - たっちゃん (@TategakiTac) 2016年3月10日
ここ数年、全国各地に鉄道関係の博物館の開業が続いていますね。私が株主となっている[9021]JR西日本でも2014年に閉館した大阪・弁天町の交通科学博物館の代わりに、京都駅から歩いて20分くらいの場所に京都鉄道博物館が誕生することになります。[8591]オリックスが運営する京都水族館のスグ近くの場所ですね。
鉄道ファンの私としては、この京都鉄道博物館はスグにでも訪れたい所ですが、オープン直後はゴールデンウイークという事もあり、さらには関西マスコミで大々的に宣伝される事も予想される事から、しばらくの間は避けた方が無難なような気がしますね。いずれ、ブームが去った頃に博物館を訪れ、ブログ内でもご紹介するようにしたいと思っています。
たっちゃんのツイッターをフォローお願いいたします。
さて、今更ではありますが、実は私たっちゃんはTwitterのアカウントを持っております。アカウントをオープンして2年間の間は記事の更新情報を垂れ流すだけだったんですけれども、それではフォロワーさんの興味を惹き付けられないかなと思いまして、最近はそれ以外の事もはつぶやくようになりました。
私自身ののんびりした性格が災いして、このブログは『速報性』に欠ける所があるんですけれども、その『のんびりさ』についてはTwitterで速報を流す事にしてフォローしていきたいと思っています。
また、自分の保有している銘柄関連のニュース、本日の経済ニュースから自分の面白いと思ったもの、株主優待券を利用しての外食やお買い物などもご紹介したりもしています。そういうネタが面白いと思える方は、是非ともフォローをしていただければ幸いです。コメントなども出来るだけお返しするようにしておりますので、ボケつぶやきに面白いツッコミなどございましたら、お気軽にお願いします。
配当金生活向けの高配当銘柄ランキング。ランクイン基準は?
PERが20倍以下であること:タコ配傾向の銘柄はランクインしません
ROEが7%以上であること:資本コストは7%以上だと思うので
時価総額が50億円以上であること:極端な小型株は流動性の観点からカット
経常利益が前期比+であること:利益マイナスは嫌な感じがしますよね
自己資本比率が50%以上であること:財務が良い会社は安心できます
このランキングでは以上の5点を満たす銘柄を配当利回りが高い順にランク付けしています。なお、データ作成にはSBI証券のスクリーニングデータを用いています。
過去のランキング1位・2位・3位が気になる方は!?
第168回(2016/3/4):ピックアップ [9622]スペース
いちよし証券(4.78%)/夢テクノロジー(4.49%)/キヤノン(4.45%)
第167回(2016/2/26):ピックアップ [3433]トーカロ
いちよし証券(5.09%)/キヤノン(4.56%)/夢テクノロジー(4.48%)
第166回(2016/2/19):ピックアップ [2169]CDS
いちよし証券(4.97%)/昭和真空(4.67%)/キヤノン(4.59%)
第165回(2016/2/12):ピックアップ [3553]共和レザー
いちよし証券(5.39%)/昭和真空(5.21%)/キヤノン(5.02%)
第164回(2016/2/5):ピックアップ [7820]ニホンフラッシュ
いちよし証券(4.93%)/キヤノン(4.47%)/日本バルカー工業(4.17%)
2016年3月11日現在のランキングです
■ 1(ー):[8624]いちよし証券:4.82%(+0.04%)
■ 2(+1):☆[7751]キヤノン:4.46%(+0.01%)
■ 3(ー1):[2458]夢テクノロジー:4.43%(-0.06%)
■ 4(+2):△[2169]CDS:4.19%(+0.01%)
■ 5(ー1):☆[7995]日本バルカー工業:4.17%(-0.07%)
■ 6(+2):☆[7551]ウェッズ:4.08%(+0.08%)
■ 7(+2):[7539]アイナボホールディングス:4.06%(+0.08%)
■ 8(ー1):[2715]エレマテック:3.90%(-0.16%)
■ 8(再):[3553]共和レザー:3.90%(-)
■ 8(再):☆[7820]ニホンフラッシュ:3.90%(-)
※ 参考:上記のうち現在たっちゃんが保有している銘柄には☆印を、過去に保有していた事のある銘柄には△印が付いています。
今週のランキングを見てみたいと思います。今年に入ってから、先行きが心配になってしまうほどの上下動が続いて来た株式市場ですけれども、直近は落ち着きを取り戻しつつあるように見えますね。私個人としては、株価がどんどん下がっている時は『買いたい銘柄』をピックアップする作業で忙しいのですが、今のような状況になると新規で買う訳にもいかないので『見てるだけ』となってしまいます。長期投資にとって、やる事がないというのは幸せな事だとは思うんですけどね。
さて、今回は今週トップ10にランクインしている銘柄ではありませんが、いずれトップ10入りも期待される銘柄で、さらには当ブログでははじめてのご紹介となる[4762]エックスネット(今週20位)をご紹介する事にしたいと思います。将来買いたい銘柄を買う前にご紹介すると知名度が多少上がってしまうのでは!?というツッコミもあろうかと思うのですが、私個人としてはそれはあまり気にしない事といたします。
さて『エックスネット』という名前を聞くと、どうしても『ネット系?』という先入観をお持ちになってしまう方が多いと思います。実際、同社はIT系の会社という事は間違いない事でありまして、実は大手の[9613]エヌ・ティ・ティ・データの子会社なんですよね。
同社のメインとするサービスは会社名とおなじ『XNETサービス』というものでありまして、特に金融機関向けの『資産運用』『融資システム』などを対象としたもののようです。具体的にどういうシステムかというのを解説するのは私の知識では難しいのですが、こういうシステムは日々の業務には欠かせないものでしょうし、同社が[9613]エヌ・ティ・ティ・データの系列である事を思うとこれからも安定した需要が期待できるものではないかと思います。
[4762]エックスネットの主要指標(2016年3月13日現在)
■ PER:13.56倍(予想)
■ PBR:1.15倍(実績)
■ ROE:0.9%(実績)
■ 配当利回り:3.63%(予想)
■ 直近5期のEPS推移:94.4→92.2→71.5→12.3→106.5(2016/03予想)
■ 直近5期の配当推移:56→56→56→56→56(2016/03予想)
では、最後に[4762]エックスネットの主要指標をご紹介しておくことにしたいと思います。同社の売上高・営業利益などの推移を見る限り、残念ながら同社は『成長企業』という訳ではなく、さらに最近の営業利益が漸減傾向にありますので、ちょっと先行きは心配になってしまいますね。ただ、今期2016年3月期については久しぶりに好調な業績に回帰する予想となっています。
昨年度、2015年3月期の1株あたり純利益12.3円という数字も気になってしまいますが、これは純利益に特殊要因が絡んだものでありまして、実質は70円台をキープしていると見て良いと思います。
また、同社の1株=56円という配当水準は鉄壁のものとなっておりまして、昨年度一時要因で1株あたり純利益が落ち込んだ場面でもこの配当水準は維持されました。実際、ここまで維持されていても『株を購入したとたんに安定期終了』というのは今まで購入した銘柄で何度か経験したオチなのですが、同社についてはそんな事はないと信じて、いずれはポートフォリオに組み入れたいと思っています。
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