今話題の『石油』関係銘柄なのに業績は意外に堅調で高配当。[6379]新興プランテックから中間報告書です。 - 高配当株で配当金生活

今話題の『石油』関係銘柄なのに業績は意外に堅調で高配当。[6379]新興プランテックから中間報告書です。

最近は『原油価格の値動き』がかなり激しくなっておりまして、資源系の会社やまた燃料を大量に使っている企業(電力株など)の株価は原油価格の値動きに左右されやすい展開となっていますよね。株式市場全体としては、原油価格が下がっている時は軟調に推移することが多いように思うのですが、電力株のように原油価格の下落が追い風となる会社もあるという事は知っておいた方が良いのかもしれませんね。

新興プランテック 中間報告書

[6379]新興プランテック 中間報告書:さて、今回はそんな『石油』関係の会社の1つである[6379]新興プランテックから中間報告書をいただきましたので、読者の皆様にもご紹介することにしたいと思います。同社は会社に『プランテック』と入っていることから想像出来る方もいらっしゃると思うのですが、実際は『石油関係のプラント』のメンテ・修繕を主な業務としている会社です。

最近、原油・石油関係の会社は『苦戦』している所が多いと聞いているので、[6379]新興プランテックの業績もイマイチ・・!?というのが当然の帰結のようにも思えるのですが、実は同社の業績は思ったほどは悪くないんですよね。というのもも、最近は主要顧客の石油会社に再編が相次いでおりまして、その影響でプラントの統廃合・更新の発注が多いようです。とはいえ、エネルギー業界の景気が良かった時の業績に比べると業績はイマイチですけどね。

新興プランテック 工事受注高と完成工事高

[6379]新興プランテック 工事受注高と完成工事高:同社のような業態の会社で大事になるのは、売上・営業利益よりも『受注高』なのではないかと思います。同社のような『建設系』の会社は、1つ1つの仕事に時間がかかるため、プロジェクトが数年に渡ることも珍しくありません。数年に渡るプロジェクトは、その工事の進行に伴い収益に計上されるのが通常ですので、現在の受注高が今後数年の業績を占うのに重要になってくるんですよね。

さて、上記では今期を含む過去5年間の工事受注高と完成工事高をご紹介しています。上記のグラフを見ると、4年前に比べると今期の受注高は減っているようですけれども、今の水準でも十分に利益が出ていますので個人的には心配していません。今後数年については、ある程度の業績をキープできるのではないかと期待したいですね。

新興プランテック 短期的には堅調な業績

[6379]新興プランテック 短期的には堅調な業績:さて、工事受注高と同じく4〜5年前に比べると業績がやや減速してしまっている[6379]新興プランテックですが、短期的に見るとほぼヨコヨコでの推移となっています。2月5日に発表された今期2016年3月期の3Q時点での業績は、営業利益ベースで前年度比+2割程度となっていますので、今期は石油業界の苦境の割には同社の業績が手堅いことがわかりますね。

新興プランテック[6379]の主要指標(2016年2月16日現在)

■ PER:13.02倍(予想)
■ PBR:1.18倍(実績)
■ ROE:8.9%(実績)
■ 配当利回り:3.33%(予想)
■ 直近5期のEPS推移:90.7→60.8→55.0→65.0→69.1(2016/03予想)
■ 直近5期の配当推移:25→30→30→30→30(2016/03予想)

さて、最後に新興プランテック[6379]の主要指標をチェックしておきたいと思います。元々は、配当利回り4%以上で購入していた同社の株式。同社の配当水準は25〜30円でほとんど変わらない一方で、昨年までの株価の上昇で一時配当利回りが2%台に突入する場面がありましたが、直近の株価の下落でまた配当利回りは3%台に戻って来ています。

最近は、石油業界の会社再編などに支えられる形で業績が堅調に推移している同社ですが、中長期的にはやはり『石油業界』が元気であることが重要だと思うんですよね。それでも、同社のような『メンテ・修繕』をメインとしている会社は相対的には手堅いと思うのですが、業界の動向自体には一応警戒はしておきたいと思います。

この記事を読んでくださった方向けの関連記事等はこちらです


この記事を読んでくださった方はこんな記事も読んでいます。
当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます 
Copyright © 高配当株で配当金生活 All Rights Reserved.
ブログパーツ