人口増加中の超先進国・アメリカの不動産に分散投資。[1590]iシェアーズ米国不動産株ETFから分配金をいただきました。 - 高配当株で配当金生活

人口増加中の超先進国・アメリカの不動産に分散投資。[1590]iシェアーズ米国不動産株ETFから分配金をいただきました。

配当金生活のポートフォリオでは『株式:債券:リート=37:37:26』の割合で投資をする事と決めておりまして、一般的な教科書的ポートフォリオに比べると『リート・不動産系』の投資比率がかなり高くなっています。私が不動産好きだからというのが理由の1つなのですが、皆さんはリート・不動産への投資割合はどの程度となっていますでしょうか?

さて、私のポートフォリオでは国内:海外の比率を1:1に整える事を目指しておりますので、基本的にはポートフォリオ全体の13%程度が海外リートという事になります。最近はリートが世界各地で上場されていますけれども、国内で買いやすい商品と言えばやはりアメリカのリートだと思うんですよね。

※ 参考 ポートフォリオ内 主要なiシェアーズのETF
[AGG]iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF
[LQD]iシェアーズiBoxx米ドル建て投資適格社債ETF
[DVY]iシェアーズ好配当株式ETF
[JXI]iシェアーズグローバル公益事業ETF
[IYR]iシェアーズ米国不動産ETF

国内で買えるアメリカのリートの代表的な商品と言えば、上でもご紹介している[IYR]iシェアーズ米国不動産ETFです。信託報酬が年0.45%というのはisharesシリーズとしては多少物足りないのですが、それでもこの商品に代替する商品はあまり見当たらないため、私の海外リートの主力の1つとなっているんですよね。

この[IYR]iシェアーズ米国不動産ETFは、ネット証券を通じて米国市場で購入する事の出来る商品なのですが『米国株は敷居が高い』と感じている読者の方も多いのではないでしょうか。実際、買ってみると意外なほどまでに簡単なものなんですけれども、最初の一歩が大変ですよね。

そういう事情がある事を汲み取ったのか、iシェアーズを運用するブラックロック社は、最近自社のETFの一部を東京証券取引所にも重複上場しています。今回の記事で分配金を受け取っている[1590]iシェアーズ米国不動産株ETFもまさにその商品の1つなんですよね。

[IYR]iシェアーズ米国不動産ETFを既に大量に保有しているのに、東証で[1590]iシェアーズ米国不動産株ETFを買う意味はあるの!?というツッコミがあろうかと思います。実は、米国市場でも東証でもこの商品を買っているのは『リバランスをする時には、東証で保有している分を売った方が手軽で手数料が安い』ためなんですよね。つまり、いずれ行うかもしれない『リバランス』を視野に入れてという事なんですよね。

[1590]iシェアーズ米国不動産株ETFから分配金です。

1590 分配金

さて、今回は[1590]iシェアーズ米国不動産株ETFから1口あたり76円の分配金をいただきました。普通の銘柄であれば、法人での源泉徴収税15.315%を差し引いて・・となる所なんですけれども、この商品はアメリカの銘柄を国内で上場する時に使う仕組みである『JDR』というちょっと特殊な商品となっておりまして、現在のルールではアメリカ国籍の銘柄をJDRで保有している場合はアメリカで30%の源泉徴収がなされる事になっています。つまり、

■ [1590]税引きの今回の分配金・・1口76円
■ 外国での源泉税額(30%)・・1口23円 102口で2,346円
■ [1590]税引きの今回の分配金・・1口53円

となります。普段あまり見かけない方式ではあるのですが、外国で30%の源泉徴収がなされている商品については、国内でさらに15.315%の源泉徴収がなされることはなく、上の書類で見ても所得税額は0円となっていますね。

なお、普通の銘柄を法人で購入した場合は、源泉徴収額が15.315%なのに、この[1590]iシェアーズ米国不動産株ETFか30%の税金というのはどう考えても損じゃない?とお考えの方も多いと思うのですが、実際『確定申告をしない』のであれば、この銘柄を買うのは損だと考えて良いのではないかと思います。

私のように法人口座で投資を行っている場合は、結果的に最後にきちんと法人税を計算して源泉徴収との差額を支払う事になるんですよね。その計算については、全て顧問税理士さんにお任せしているため私自身はあまり気にしていないんですけれども、法人で投資をしている方や、個人で確定申告をしているという方でなければ、この商品は買わない方が良いのかもしれませんね。税金の取扱い以外は良い商品だと思うんですけどね。


※ 上記株価チャートはヤフーファイナンスから引用

[1590]iシェアーズ米国不動産株ETF 上場来の株価チャート:では、最後に[1590]iシェアーズ米国不動産株ETFの上場来の株価チャートを見ておきたいと思います。アメリカでは2000年に上場されているこの銘柄ですが、東証に上場を行ったのは2013年の12月の事でした。2013年12月以降、為替レートが20円近く円安に振れているだけではなく、アメリカのリート自体も値上がりしていますので、上場当時から見るとかなり株価は上昇してきていますね。

ただ、2014年12月以降はやや足踏み状態と言えるのではないでしょうか。円=ドル相場も120円前後で膠着状態となっていますし、アメリカはついに『利上げ』が秒読み段階に入って来たため、一般的には資金の調達金利が上昇するリートには『マイナス』と見られているためなんですよね。ただし、過去の利上げ局面では金利とリートの株価の相関性はそう高くはなかったという調査データもあるようです。一般的に利上げは『好景気時』に行われるため、利上げの悪影響を吸収するに十分だったのかもしれませんね。

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