2月15日償還の米国債15,000ドル分を全部売却しました。償還直前に売る事で税金がほとんど0になってしまう長期譲渡所得マジックです。 - 高配当株で配当金生活

2月15日償還の米国債15,000ドル分を全部売却しました。償還直前に売る事で税金がほとんど0になってしまう長期譲渡所得マジックです。

最近は、先進国であればほとんどどこでも長期国債の利回りがめちゃくちゃ低くなってしまっていますよね。元々は、私の配当金生活のポートフォリオでは海外債券セクターにおいて米国の長期債がポートフォリオの中心だったんですけれども、最近は新規で購入したいと思える銘柄が全くと言っていいほどなく、やむなく以下の2ETFを買い増しする日々となっています。

参考:やむなく購入している主要米国債券2ETF
[AGG]iシェアーズ・コア米国総合債券市場ETFから分配金。信託報酬0.08%の超低コストETF、今月はキャピタルゲインも分配されました。
iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF [LQD]から分配金。信託報酬0.15%の夢の低コスト商品、米ドルベースの利金をまったり受け取ります。

2月15日に保有米国債券15,000$分が償還されます。

保有米国債券

私の保有米国債券(一部):さて、上記の画像はSMBC日興証券で保有している米国債券の一部です。いずれも、基本的には利回り4%以上の時に購入した債券ですので+になっているものが多いですよね。普段債券取引をしない人には馴染みのない画像かもしれませんので、簡単に説明しますと上の2銘柄がいわゆる普通の『米国債券』です。普通の米国債券は年に2回米ドル建ての利金が受け取れます。

そして、3行目より下の銘柄はゼロクーポン債と呼ばれているものです。こちらの債券は、簡単に言うと利金が0である債券なんですよね。利金0だと買う意味あるの?とお思いの方もいらっしゃると思うのですが、実はゼロクーポン債は例えば10年後に100円で償還されるものを70円で買えたりするのです。

10年後に100円になるものを70円で買えると言う事は、この30円分がいわゆる利金に等しいものと言える訳なんですよね。債券には時価があるので、当然ながらその価格は上下するんですけれども、最終的な償還日に向かって徐々に値段は100円に近づいていくのです。

さて、上から3行目にある米国債の償還が2015年2月15日と迫って来ました。右の方に『時価』が掲載されていますが、償還直前だからか既に100円の価値があると見なされているようですね。しかし、この債券を償還まで持っていても良いのでしょうか!? 実は、この債券は最後の最後で売却しないと税金でちょっと損をする事になるのです。

税金の説明
※ 上記画像は大和証券のウェブサイトから引用

長期譲渡所得として計算させましょう:さて、今回の2月15日償還の米国債の場合現在56万円台の含み益となっているんですけれども、この債券がそのまま償還されてしまうと来年の確定申告でざっくり56万円を申告する必要があります。しかし、国債を5年以上保有して最後の最後でこの国債を売却すれば長期譲渡所得として扱う事ができるんですよね。

長期譲渡所得として計算する場合、譲渡益から50万円を差し引いてさらに2分の1する事ができます。正確な計算はいつも税理士さんにお願いしているのですが、ざっくりと計算すると来週償還するこの国債の場合は(56ー50)÷2=3万円の所得としか見なされない訳なんですよね。つまり、税金が雀の涙くらいしかかからない事になります。これは美味しいですよね。

この長期譲渡所得は50万円を引けるというのがポイントなので、私の米国債投資ではこの50万円をできるだけ活用できるように保有銘柄を分散しています。ただ、将来制度が変わる可能性がありますし、自分で計算するのは何かとややこしいので本格的に生米国債投資をしたいという方は税理士さんにお願いする方が良いのかもしれませんね。

参考:やむなく購入している主要米国債券2ETF
[AGG]iシェアーズ・コア米国総合債券市場ETFから分配金。信託報酬0.08%の超低コストETF、今月はキャピタルゲインも分配されました。
iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF [LQD]から分配金。信託報酬0.15%の夢の低コスト商品、米ドルベースの利金をまったり受け取ります。

なお、そういう税金の計算がややこしいけれども、アメリカの債券に投資したいと言う方であれば、上記のようなETFを税金の確定申告の必要がない特定口座で購入する事のできる『マネックス証券』『楽天証券』などで購入する事をオススメしたいと思います。その詳細については、上記の過去記事をご参照ください。

ついでに以下の3銘柄を購入しました。

さて、今回の米国債の途中売却額は176万円程度となりましたので、ポートフォリオのリバランスも兼ねて以下の3銘柄を購入しています。ここ数日は、国内リートがイマイチなのでポートフォリオのバランスを整えるためにリート債券を購入しました。

1555 豪州リート ETF

[1555]豪州リートETF:160口購入(合計2,420口)。国内リートが凹んでいるがためのリバランスなのですが、最近の国内リートは個人的にはあまりに高すぎると判断している事から、海外リートを購入する事でリバランスしたいと思います。まずは[1555]豪州リートETFですね。

1590 米国リート

[1590]米国リートETF:66口購入(合計102口)。続いて米国リートに投資するETFである[1590]iシェアーズ 米国リート・不動産株ETFです。この銘柄は、実は米国と日本で二重課税がなされるために、確定申告を行わない個人投資家の方にはオススメできない商品なのですが、私は元々税理士さんに申告を任せていますので構わず購入する事にしたいと思います。

この他、本文中で何度か登場した米国投資適格社債に投資する商品である[LQD]米国投資適格社債ETFをおおよそ90万円分購入してポートフォリオ全体のバランスを整えました。

ということで、今回はSMBC日興証券で投資しいているアメリカ国債(ゼロクーポン債)を償還直前で中途売却したという内容をご紹介しました。生の米国債への投資はなかなかハードルが高いように思えるのですが、いずれ米国10年債の長期金利が4%程度になったら投資を再開したいと思っています。その時はまた『買い』の方でご紹介しようと思います。

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