米国リートに投資する投資信託『新光 US-REIT オープン(愛称:ゼウス)』2014年資金流入額No.1でついに日本一の投資信託に。 - 高配当株で配当金生活

米国リートに投資する投資信託『新光 US-REIT オープン(愛称:ゼウス)』2014年資金流入額No.1でついに日本一の投資信託に。

私が投資をはじめた頃は投資信託と言えばグローバル・ソブリン・オープンという海外の先進国債券に投資するものが一番人気でした。毎月分配型の投資信託は必ずしもこの商品が最初という訳ではないんですけれども、それでも当時は全体的に円安傾向にあったということもあってその人気は加熱し、一時期純資産総額が5兆円に達した事もあったんですよね。

それはさておき、先日1月29日の日本経済新聞夕刊に『2014年の投資信託資産流入ランキング』が掲載されていました。このランキングで1位に輝いたのは新光 US-REIT オープン (ゼウス)という商品です。昨年、この投資信託には2,000億円もの資産が流入し、総資産額は1.5兆円を突破。ついに国内1位の規模の投資信託になったんですよね。

本来、投資信託というのは国内株式などのベタな商品に投資するものが1位になるべきだと私は考えているのですが、それはあくまで私自身の考え方。やはり、今でも見た目の分配金重視の商品が売れる傾向にあるようなんですよね。まあ、売る方と買う方の利害が一致しているのであればそれも仕方ない事なのかなと思うんですけどね。

新光 US-REIT オープン (ゼウス)をご紹介します。

さて、ここからは昨年の資産流入ランキング1位受賞を記念しまして、新光 US-REIT オープン (ゼウス)をもう少し詳しくご紹介することにしたいと思います。この投資信託は名前の通りアメリカのリート市場に投資する銘柄となっていますね。なお、下記でご紹介するグラフなどは新光 US-REIT オープン (ゼウス)の月次レポートから抜粋しています。

新光US-REITオープン(ゼウス)基準価額推移

新光US-REITオープン(ゼウス)基準価額等推移:さて、ここ数年で一気に国内1位の座に上り詰めた新光US-REITオープン(ゼウス)。2010年の後半以降急激に資産額が伸びているんですよね。証券会社の販売が上手だったと言う事もあるんでしょうね。また、その頃から米国リートは順調に推移していますので、ある意味この銘柄の営業は『かなり良心的』だったと言えるでしょう。

成績と分配金

新光US-REITオープン(ゼウス)成績と分配金:不動産関係の『サブプライムローン』に端を発したリーマンショック以降、リート市場は大コケとなってしまいますが、その後の急回復に乗る形で新光US-REITオープン(ゼウス)の騰落率もかなりの好成績となっています。過去5年では2.4倍程度になっているようですね。

また、新光US-REITオープン(ゼウス)の最近の分配金は毎月75円というペースが続いています。つまり、年間900円もの分配が支払われている訳でありまして、2015年1月末現在の基準価額から考えると分配利回りは16%以上なんですよね。この圧倒的な分配水準がこの投資信託の魅力と言えるんでしょうね。

過去の米国リート指数の推移

過去の米国リート指数の推移:投資商品としてはこの5〜6年ほどは素晴らしい成績を誇っている新光US-REITオープン(ゼウス)ですが、実は米国リートに投資すると決めた時点で、その投資家は勝利だったんですよね。上記は配当込みの米国リート指数の推移となっておりまして、上記のチャートを見る限りリーマンショックで落ち込んだ以降の回復がかなりのものである事が分かると思います。

■ 過去の参考記事:人口増加社会『アメリカ』の不動産投資信託に分散投資。[IYR]iシェアーズ米国不動産ETFから分配金をいただきました。

さて、新光US-REITオープン(ゼウス)という商品は決して悪い商品ではないのですが、運用報酬にあたる『信託報酬』が年1.6%台となっておりまして、これがちょっと高いかなというのが正直な印象です。私が投資している米国リートのETFの場合は信託報酬が0.45%となっておりまして、ゼウスに投資するのであれば指数を毎年1%以上上回ってくれる勢いが最低でも必要と言う事になるんですよね。これは、投資の腕がある専門家の方にもなかなか難しい事なのかなというのが私の個人的な感想です。

本当の米国リートの分配利回り

本当の米国リートの分配利回り:さて、最近の分配利回りは16%台のペースが続いている新光US-REITオープン(ゼウス)ですが、上のデータを見る限り『純粋なリート分配金』は3.5%程度である事がわかると思います。つまり、それ以上の分は米リートの株価が上昇したり、為替が円安になったりという部分が前提になった分配金ということなんですよね。この2要素で13%以上の+がなければ、基準価額自体は下がる運命にあるということは理解しておきたいですね。

ということで、今回は日経新聞夕刊(1月29日付)の記事にヒントを得て、昨年1年間で最も多くの資金が流入した米国リートに投資する投資信託である新光US-REITオープン(ゼウス)をご紹介しました。この商品がどんどん売れればそれだけ投資家の資金が米リートに流れる訳でありまして、米リート投資家としては喜ばしい状況であると言えます。これからも、この投資信託の人気が続いてほしいですね。

この記事を読んでくださった方向けの関連記事等はこちらです


この記事を読んでくださった方はこんな記事も読んでいます。
当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます 
Copyright © 高配当株で配当金生活 All Rights Reserved.
ブログパーツ