毎月分配型ETF[LQD]米国投資適格社債ETFから分配金。今回は話題のハイ・イールド系の社債との違いも考えてみます。 - 高配当株で配当金生活

毎月分配型ETF[LQD]米国投資適格社債ETFから分配金。今回は話題のハイ・イールド系の社債との違いも考えてみます。

今回は、「資産運用始めるなら!マネックス証券」で投資している海外ETFの中から、アメリカの『投資適格社債』に投資している銘柄の[LQD]iシェアーズiBoxx米ドル建て投資適格社債ETF(以下[LQD]米国投資適格社債ETFと記します)の分配金をいただきましたので、ご紹介する事にしたいと思います。

アメリカの社債に投資する投資信託などの商品というと、その格付けの低い債券である『ハイ・イールド債(投資不適格債)』に投資するものが人気がありますよね。しかしながら、今アメリカ国内で流通しているハイ・イールドの債券には『エネルギー関連』のものが多く含まれているという指摘もありまして、先月2014年12月には一時ハイ・イールド債券の相場が下落する場面がありました。

ちなみに、今回の記事でご紹介する[LQD]米国投資適格社債ETFの場合もエネルギー関連の債券は2015年1月現在で11%程度含まれているおり、同じくハイ・イールド債券に投資するiシェアーズシリーズのETFである[HYG]米国ハイイールド社債ETFの場合は、エネルギー関連の社債が14%程度含まれています。iシェアーズシリーズ同士の比較の場合はその組み入れ比率の差はそこまで気にする事もないような気がしますが、皆さんはどのようにお感じになりますか?

LQD 業種構成
※ 上記のチャートはグーグルファイナンスのウェブサイトから引用

[LQD]米国投資適格社債ETF 過去5年間の株価チャート:さて、ここで[LQD]米国投資適格社債ETFの過去5年間の株価チャート(青線)を見ておきたいと思います。比較対象としているのは同じくiシェアーズシリーズのハイイールド債券に投資するETFである[HYG]米国ハイイールド社債ETF(赤線)です。

一般的なイメージとしては、投資適格社債の方が値動きが穏やかで、ハイ・イールド債券の方が値動きが荒いという印象なのですが、過去3年間のデータから算出した標準偏差(データのブレ)はどちらもほぼ同じ結果となっているんですよね。ただ、リーマンショックの時は[HYG]米国ハイイールド社債ETFの株価が豪快に下落したと言う事は覚えておいた方が良いでしょうね。

また、この2つのETFは『S&P500指数(代表的株価指数)』との相関性に違いが見られます。株価との連動性を表す指数としてベータ値というものがあるのですが、2014年12月下旬現在で[LQD]米国投資適格社債ETFが0.18、[HYG]米国ハイイールド社債ETFが0.37となっています。ハイ・イールド債券の方がやや株価との連動性が高いと言えそうですね。ポートフォリオの分散効果を考えると[LQD]米国投資適格社債ETFの方が向いていると言えそうです。

[LQD]米国投資適格社債ETFから分配金をいただきました。

LQD 分配金

さて、今回は[LQD]米国投資適格社債ETFから1口あたり0.322181$分の分配金をいただきました。保有株数は579株でありまして、各種源泉徴収税を差し引きした後の手取金額は133.81$という事になりました。この記事を書いている段階の為替レートを掛け合わせますと15,761円を受け取った計算です。

ちなみに、この[LQD]米国投資適格社債ETFの過去1年間の分配利回りは、2015年1月下旬現在で3.3%前後という事になっています。また、最近は相場が久しぶりに荒れ模様となっておりまして、米国の10年国債の利回りも変動が激しい状況となっていますが、この記事を書いている1月下旬の時点では10年ものの米国国債の利回りは1.8%前後となっています。

いくら『投資適格社債』に投資するETFだと言っても、やはり国債と比べるとその利回りは魅力的に思えますよね。日本の国債=社債の利回りの差(スプレッド)とアメリカのスプレッドを同列に語るのは強引だとは思うのですが、日本の国債=社債のスプレッドは投資適格社債であれば長期のものであっても1%を超えているのは本当に稀な事ではないでしょうか。

2015年にはいりまして、アメリカはこれから利上げを迎えようとしています。つまり、これからしばらくの後には長期金利が上がって、国債・社債の利回りが上がる(=価格は下落)という方向性が既定路線になっているように思えるのですが、それでも必ずしもそうなるとは限らないというのが難しい所ですよね。私は社債相場の上げ・下げ自体については過度に気にする事なく、ポートフォリオのリバランスで海外債券を積む場面がくれば、[LQD]米国投資適格社債ETFを追加で購入することにしたいと思っています。

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また、さらに2014年8月からは、米国市場に上場している米国『以外』の国の株式である『ADR』の取り扱いもスタートしています。ADRの取り扱い銘柄数については、他ネット証券大手2社に劣っているのですが、その事を除くと相対的には一番オススメといえるのではないかと思っています。私も米国株取引は主に同社を利用しています。


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