iシェアーズ米国不動産株ETF(ダウ米不動産)[1590]から36口分の分配金。仕組みの都合上、現在は源泉徴収税が多めの30%になっています。 - 高配当株で配当金生活

iシェアーズ米国不動産株ETF(ダウ米不動産)[1590]から36口分の分配金。仕組みの都合上、現在は源泉徴収税が多めの30%になっています。

今回は、私の配当金生活のポートフォリオでは異色の存在と言える銘柄である[1590]iシェアーズ米国不動産株ETFから36口分の分配金をいただきましたので、読者の皆様にもご紹介することにしたいと思います。

このブログでは度々ご紹介しており、私の海外株式・海外債券投資の主力となっているiシェアーズシリーズのETF。このETFは、世界最大手のブラックロック社が運営するものでありまして『米国上場のETF』まで手を広げるのであれば、日本に居ながらにして世界各地の色々な株式・債券などに投資ができるようになっています。

※ 参考 ポートフォリオ内 主要なiシェアーズのETF
[DVY]iシェアーズ好配当株式ETF
[JXI]iシェアーズグローバル公益事業ETF
[IYR]iシェアーズ米国不動産ETF
[AGG]iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF
[LQD]iシェアーズiBoxx米ドル建て投資適格社債ETF

さて、今回の記事では[1590]iシェアーズ米国不動産株ETFから分配金を受け取っているんですけれども、この商品は実は米国で上場されている[IYR]iシェアーズ米国不動産ETFと同じ商品なんですよね。

既に、アメリカ市場で[IYR]iシェアーズ米国不動産ETFを購入しているのであれば、わざわざ[1590]iシェアーズ米国不動産株ETFを購入しなくても良いと感じる読者の方も多いと思うのですが、この1590をわざわざ購入している理由は『法人でこのタイプの株式に投資した時の税金がどうなるのかを知りたい』がためなのです。

[1590]iシェアーズ米国不動産株ETFから分配金です。

1590 分配金

さて、今回は[1590]iシェアーズ米国不動産株ETFから1口あたり46円の分配金をいただきました。保有口数は36株で、いつもの通り法人での源泉徴収税は15.315%・・・と言いたい所なんですけれども、この銘柄はJDRという海外の銘柄が国内に上場する場合の『特殊のタイプの銘柄』となっておりまして、現状のルールでは30%がまず海外で源泉徴収されてしまうようなのです。上の計算書はややこしいと思いますので、箇条書きで解説いたしますと、

■ [1590]税引きの今回の分配金・・1口66円
■ 外国での源泉税額(30%)・・1口20円 36口で720円
■ [1590]税引きの今回の分配金・・1口46円

■ 国内で徴収される法人税:66円×36口×15.315%=363円 ・・・となるはずなのですが、既に外国で30%分の源泉徴収(720円)がなされており、本来の法人税額である363円は+αでは取られない事になります。つまりは国内で徴収される法人税は0円です。書類上では外国税額控除363円となっているようですね。
■ 国内で徴収される住民税:法人での投資の場合は、確定申告で住民税額を確定させるためこの時点では0です。

ということで、箇条書きにしてもちょっと分かりにくかったと思うのですが、つまりはiシェアーズのような海外上場のETFを国内市場で購入した場合は、現状では30%の税金を支払わなければならない可能性が高いと言う訳なんですよね。

その一方、私は法人で投資を行っていますので、この配当についても確定申告を行う事になります。そうすると、本来国内で徴収されるべき法人税額との差は帰ってくる可能性があると思っているのですが、それについては税理士さんにお任せしていますので、この時点では結論はナシということにさせていただきます。申し訳ありません。


※ 上記株価チャートはヤフーファイナンスから引用

[1590]iシェアーズ米国不動産株ETF上場以来の株価チャート:さて、[1590]iシェアーズ米国不動産株ETFが国内市場に上場して間もなく1年が経とうとしていますが、この間米国のリート自体がそれなりに堅調だっただけではなく、さらに為替も円安方向に振れていますのでその基準価額はこんな感じで目下絶好調となっていますね。

この記事を書いている2014年11月中旬時点で[IYR]iシェアーズ米国不動産ETFの過去1年間の分配利回りは3.4%前後となっています。この利回りは単純に見ると、同時点での日本のリートとそう変わらないと言う事になりますね。

この数字を見た時に『アメリカの方が成長の余地があるから割安』と見る方もいらっしゃると思いますし、『長期金利が日本の方が安いので、リートとの利回り差を考えて日本が割安』と見る方もいらっしゃると思います。私はどちらも筋が通った考え方かなと思いますので、これからも日米のリートにそれなりの金額を投資し続けたいと思っています。

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