名前がかわいいのに6%台の超高分配に期待できる債券商品!? 9月1日新設定の投資信託『グローバルCoCo債ファンド』をご紹介です。 - 高配当株で配当金生活

名前がかわいいのに6%台の超高分配に期待できる債券商品!? 9月1日新設定の投資信託『グローバルCoCo債ファンド』をご紹介です。

配当金生活のポートフォリオでは出来るだけベタな商品に投資するように心がけており、投資信託を利用する場合でも出来るだけその信託報酬が低いベタなものに投資するようにしているんですよね。『手数料が安い商品・ベタな商品=儲かる』という訳ではないのですが、それでもポートフォリオの構成自体は出来るだけシンプルにというのが私の信条なのです。

さて、最近は日米欧の主要国の長期国債の金利が異常なほどまでに低下していますよね。日本の10年国債の利回りは10年程前から1%割れが珍しくない状況となっていましたけれども、先月にはついにドイツの10年国債も史上初めて1%を割って来てしまいました。ここまで先進国の国債利回りが下がってくると最近良く言われるサーチフォーイールド(利回りを追い求める)動きが出て来ても仕方ないのではないかと思います。

今回の記事では、読者の皆様もまだそれほどご存じないかもしれない商品であるCoCo債についてご紹介することにしたいと思います。恥ずかしながら、私もこの商品は知った所なんですよね。昔から知っていた訳ではなく、先週9月1日から新しい投資信託である『グローバルCoCo債ファンド』が日興アセットマネジメントから発売開始されて知ったものなのです。

『CoCo債』では6%台の高利回りが期待できるという事ですね。

CoCo債のイメージ
※ 上記画像はグローバルCoCo債ファンドの資料から抜粋

CoCo債のイメージ:さて『グローバルCoCo債ファンド』を語るにはまずは『CoCo債』が何かという事を知っておく必要があります。実際は、我々個人投資家レベルでは『何となく』知っておけば良いかと思いますけどね。この『CoCo債』というのは、最近名前を聞く事が多くなった『ハイブリッド証券』の1つという事になりますね。

上の画像を見てみると『ハイブリッド証券』とは『株式と債券の中間的な正確を持つ』ものという事になりますね。日本国内ではある程度おなじみとなっている『劣後債』もこの範疇に含まれる事になります。当ブログで投資している米国ETFである[PFF]iシェアーズ米国優先株式ETFも広い意味ではこの『ハイブリッド証券』に含まれる場合もあるようですね。

こういったややこしい債券が発行されるようになった背景としては、金融機関の国際的な自己資本規制「バーゼルIII」への本格的な移行というものがあるのですが、この件については投資するにあたっては深くしておく必要はないと思います。簡単に言うと、バーゼルIIIに置いてはこの『CoCo債』が資本として認められる事となっているために最近発行が増えているという事なんですよね。

CoCo債の利回りのイメージ
※ 上記画像はグローバルCoCo債ファンドの資料から抜粋

CoCo債の利回りのイメージ:さて『CoCo債』に投資するに当たってどうしても気になるのはその利回りではないかと思うんですよね。基本的には、『格付けが低い』もしくは『ややこしい(=投資家が不利とも言える!?)商品』になるほど利回りが高く傾向にありまして、『CoCo債』については2014年9月現在では6%強の利回りが得られる状況となっているようなんですよね。

利回りが高いというのはそれは当然ながら『その裏にあるリスク要因』も理解しておかなくてはいけません。実は、この『CoCo債』には結構ビックリする条項が設定されておりまして、それは発行体の金融機関の自己資本比率がある一定の基準を下回ると元本の一部または全部が削減されたり、いつの間にか株式に転換されたりしてしまう条項なんですよね。つまり、元本が大幅に毀損する事もあり得るという事なのです。

今回発売された日興アセットマネジメントの『グローバルCoCo債ファンド』の場合は、1つの『CoCo債』に投資する訳ではありませんので、そのリスクはCoCo債1銘柄だけに投資する場合よりも幾分マシになると思います。ただ、多くの銘柄に投資したとしても『普通の社債の分散投資』とは訳が違うという事は理解しておく必要があると思うんですよね。

G-sifiS
※ 上記画像はグローバルCoCo債ファンドの資料から抜粋

CoCo債の主な発行体『G-SIFIs』:というのは、この『CoCo債』を発行する発行体は主にG-SIFIsという金融機関であるためなのです。この『G-SIFIs』という言葉自体聞き慣れないものだとは思うのですが、敢えて簡単に言ってしまうと世界の重要な超メガバンク29行の事であるという認識で良いのではないかと思うんですよね。

それだけ超メジャーな『G-SIFIs』の『CoCo債』なら安心じゃない!?とお思いの方もいらっしゃると思うのですが、やはり投資先ほぼ全てが銀行という投資信託では、十分にリスクを分散できていないというのが私の感想なんですよね。まあ、それでも将来こういう商品が広がって信託報酬が年0.5%以下で買えるようになれば多少組入れても良いかなと考えています。今回の『グローバルCoCo債ファンド』は初登場の商品だからか、信託報酬が1.7%台とまだまだお高めなんですよね。

ということで、今回は久しぶりに投資信託の話題となりまして、日興アセットマネジメントから新発売となりましたグローバルCoCo債ファンドをご紹介しました。これからこの『CoCo債』関連の商品が広がるかは証券会社の販売努力次第かもしれませんね。ポテンシャルとしては、劣後債なみの知名度は得られそうなのかなと思っていますね。

この記事を読んでくださった方向けの関連記事等はこちらです


この記事を読んでくださった方はこんな記事も読んでいます。
当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます 
Copyright © 高配当株で配当金生活 All Rights Reserved.
ブログパーツ