小野薬品工業[4528]から100株分の配当金です。業績イマイチながら謎の株価急騰で配当面の魅力も喪失ぎみですね。 - 高配当株で配当金生活

小野薬品工業[4528]から100株分の配当金です。業績イマイチながら謎の株価急騰で配当面の魅力も喪失ぎみですね。

ポートフォリオに組み入れた2009年頃は4%台以上が当たり前の高配当株式だった[4502]小野薬品工業。この記事を執筆している2014年7月の段階では配当利回りが2%前後まで下がって来ており、この時に売ろうかどうか迷った結果結果的には売ってしまいました。その後の新薬のブレイクはご存知の通りでありまして、結果的にこの時に売ってしまったのは失敗ということになりますね。医薬品株投資は難しいものです。(2016年11月追記)

その『業績』と『景気の変動』のサイクルが一致しにくい事から、個人的にはお好みの業種であると言える薬品株。まあ、今のように景気が良くなっている段階であっても必ずしも業績が良くならないというのは難しい部分ではありますが、ポートフォリオ全体を見るとこういう銘柄を持っておいた方が全体として安定感は増すと思うんですよね。

4528 小野薬品工業 事業報告書

さて、私が好んで投資する『薬品株』ですけれども、私自身が関西エリアに住んでいる事もありまして、関西系の薬品株というのは特にお好みであります。私のポートフォリオでは[4528]小野薬品工業と[4502]武田薬品工業がそれに当たるのですが、この両社は実は足元の業績はどちらもイマイチなのに、株価を比較してみるとかなりの差が出て来てしまっているんですよね。


※ 上記株価チャートはヤフーファイナンスのウェブサイトから引用

上記の画像は、ヤフーファイナンスのウェブサイトから引用した[4528]小野薬品工業と[4502]武田薬品工業の過去2年間の株価チャートになります。この話の流れだと、どちらのチャートがどちらの株式かは自明だと思うんですけれども、[4528]小野薬品工業も足元の業績が必ずしも好調ではないのに、株価自体は絶好調なんですよね。コレは将来の新薬に対する期待の高さもあると思うのですが、数字だけでは測れない薬品株の難しさなのかもしれませんね。

4528 小野薬品工業 スローガン

[4528]小野薬品工業の企業理念:さて、私が『薬品株』に好んで投資する傾向にあるのは、冒頭で述べた景気との不連動性も確かに一因なんですけれども、『病気と闘う』という会社の存在意義自体がお好みであるという点も1つなんですよね。同社は病気と苦痛に対する人間の闘いのためにという企業理念を公に掲げておりまして、営利団体ではありながらある意味『奉仕的』な部分も併せ持っているように思えてしまいます。

4528 小野薬品工業 利益還元

[4528]小野薬品工業の利益還元について:[4528]小野薬品工業の配当金と言えば長らく1株=180円という水準が続いています。数年前までは株価は4,000円台が長く続いていましたので、配当利回りは4%台という事だったんですけれども、最近は株価が高騰してしまっており、配当利回りは2%程度まで低下してしまっているんですよね。既に、配当面での妙味はないと言い切っても良いでしょう。

4528 小野薬品工業 営業駅続落

[4528]小野薬品工業 来期の業績予想:2014年3月期は営業利益ベースで10%ほどの減少となってしまった[4528]小野薬品工業の業績ですが、来期2015年3月期も新製品発売に伴う営業関連経費がかかってしまう事から、営業利益ベースで27%程度の減益を予想しています。仕方ない事ではありますが、5年前に比べると営業利益が半減してしまっているんですよね。その一方で、株価は倍になっている訳ですから株式投資とは難しいものですよね。

[4528]小野薬品工業から配当金をいただきました。

4528 小野薬品工業 配当金

さて、今回は[4528]小野薬品工業から1株あたり90円の配当金をいただきました。保有株数は100株でありまして、法人での源泉徴収税15.315%を差し引きしますと、実際に受け取った金額は7,622円ということになりました。

小野薬品工業[4528]の主要指標(2014年7月28日現在)

■ PER:58.64倍(予想)
■ PBR:2.18倍(実績)
■ ROE:4.5%(実績)
■ 配当利回り:2.03%(予想)
■ 直近5期のEPS推移:223.9→229.8→216.2→192.0→150.9(2015/03予想)
■ 直近5期の配当推移:180→180→180→180→180(2015/03予想)

では、最後に[4528]小野薬品工業の主要な指標をチェックしておきたいと思います。記事の中でも書きましたけれども、数字面だけ見るとここ2年くらいの同社の株価は七不思議入りさせても良いくらいの堅調な推移となっているんですよね。1株あたり純利益が右肩下がりの中、株価だけが堅調でありましてPERも信じられない水準となっています。

見た目の業績がイマイチな時に、株価が堅調ということはそこが利益確定のしどころというのは定番のパターンという事になるのですが、薬品株については新薬の開発の可否による所も大きく、世界を見渡しても意外に割高なままで放置されている(=将来の新薬に期待?)という薬品株もあるようです。

それでも、現状の1株=180円の配当は既に1株あたり純利益を超えてしまってしまう見込みでありまして、その無理をしている配当でも利回りが2%程度にしか過ぎない事から、株式売却を伴うポートフォリオのリバランスを行う際は利益確定の第1候補に挙げられる銘柄と言えますね。それまでの間に、業績ブレイクの兆しが見えれば思いとどまるかもしれませんけれども・・・。

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