日本電信電話(NTT)[9432]から400株分の配当金。積極的な株主還元政策のおかげか株価大躍進で高配当株式からは陥落しました。 - 高配当株で配当金生活

日本電信電話(NTT)[9432]から400株分の配当金。積極的な株主還元政策のおかげか株価大躍進で高配当株式からは陥落しました。

今回は、正直な所ちょっと今更感のある業種であり、その一方でこの企業をご存知ないという方はおそらくいらっしゃらないと思うほどの会社である[9432]日本電信電話(NTT)から400株分の配当金をいただきましたので、ご紹介することにしたいと思います。

高配当の傾向にありさらには業績の変動幅も少ない事から『通信株』は株式投資をするにあたって最優先して投資を行っている業種の1つであります。[9432]NTTというと、今更言うまでもなく国内通信業界のドンでありまして、その営業利益も毎年1兆円を超えている規模なんですよね。

9432 日本電信電話 事業報告書

同社の営業利益は年毎の変動幅が非常に小さい事が特徴的でありまして、手元の会社四季報に掲載されている2011年3月期から2016年3月期(予想ベース)までの6期間において、営業利益はおおよそ1.20兆円から1.22兆円の間に収まっているのです。その変動幅はわずかに1.6%。世界を見渡しても、コレだけ業績が安定傾向にある大型株は数少ないのではないかと思うんですよね。

9432 日本電信電話 今期のアピールポイント

[9432]日本電信電話 今期のアピールポイント:さて、[9432]日本電信電話の今期の事業報告書を見ると、以上の3点がまとめとして挙げられていました。個人的にこの中で最も注目したいのは、『グローバル・クラウドサービスの展開』により、海外での売上高が1.2兆円に達しているという事なんですよね。1.2兆円と言っても、同社の売上比率の1割強でしかないんですけれども、それでも内需系に思える同社は意外に海外にうって出ているという事が分かるのではないかと思います。

9432 NTT EPS推移

[9432]日本電信電話 着実に増えるEPS:EPSというと『1株あたり純利益』の事でありまして、実は同社は2012年3月期比でこのEPSを6割増加させるという目標を掲げていました。『業績の変動の少ないNTTがそんな事できるの!?』と株主ながらに思ってしまった事もあったのですが、その目標は着実に実現に向けて近づいているようです。2016年3月期に+6割の目標を達成できるかに注目していきたいですね。

[9432]日本電信電話 配当政策と自己株式取得:[9432]日本電信電話の最近の施策の特徴の1つが積極的な株主還元政策だと思います。配当金自体もほぼ毎期着実に増配しておりまして、2015年3月期も10円増配の1株=180円、そして来期2016年3月期もさらに増配するのではないかという見方があるようですね。

また、同社は自己株式の取得に積極的であります。自己株式の取得がなぜ株主に取ってプラスかというと、今回は詳細な説明はカットしたいと思いますが、それはともかくとしてなんと2014年3月期には4,065億円という信じられない規模の自己株式が取得なされたんですよね。この自己株式の取得が、上で述べているEPSの改善に一役買っている部分もあります。

[9432]日本電信電話から400株分の配当金です。

9432 日本電信電話 配当金

さて、今回は[9432]日本電信電話から1株あたり90円の配当金をいただきました。保有株数は400株でありまして、法人での源泉徴収税15.315%を差し引きしますと、実際に受け取った金額は30,487円ということになりました。

日本電信電話[9432]の主要指標(2014年7月27日現在)

■ PER:13.07倍(予想)
■ PBR:0.88倍(実績)
■ ROE:6.9%(実績)
■ 配当利回り:2.67%(予想)
■ 直近5期のEPS推移:385.2→366.7→432.4→509.2→527.9(2015/03予想)
■ 直近5期の配当推移:120→140→160→170→180(2015/03予想)

では、最後に[9432]日本電信電話の主要な指標をチェックしておく事にしたいと思います。同社は、記事の前半でも述べた通り、営業利益の変動の幅が非常に小さい事が最大の魅力の1つだと思うのですが、記事の後半で述べたような株主還元政策の結果、1株あたり純利益(EPS)は着実に伸ばしてくれて来ています。

そういう同社の資本政策がうまく当たったのか、この2年間の同社の株価推移は営業利益がヨコヨコの会社とは思えないほどの大躍進なんですよね。3年前は、配当利回りが5%以上になるまで株価が下がり、泣きながらナンピンをしていた事を思い出しますが、今や配当利回りは2%台まで低下して来てしまっています。もはや『高配当株式』とは呼べないんですよね。

ということで、私の[9432]日本電信電話に対する方針としては、『利益確定のタイミングを探る』という事になりますね。普段から、リバランス以外ではあまり売買の多くない私ですけれども、日本株売却を伴うリバランスを行う事になった際は、この[9432]日本電信電話はおそらく100株ずつ売却することになると思います。

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