電源開発[9513]から300株分の配当金。日本最大の卸電気事業者で『電力株で配当生活』の最後の砦、直近の株価は堅調で配当利回りは低下傾向です。 - 高配当株で配当金生活

電源開発[9513]から300株分の配当金。日本最大の卸電気事業者で『電力株で配当生活』の最後の砦、直近の株価は堅調で配当利回りは低下傾向です。

配当好きの投資家の方で、投資歴が5年以上ある方だと夢見た事のある方が多いと思われる『電力株に投資して配当金生活を送る事』。実は、私自身もその考えは多少持っておりまして、配当金生活初期の頃の国内株式セクターは電力株だらけとなっている時期もあったんですよね。

結局、震災と原子力発電所に対する意識の変化を見て、『国内の電力株で配当金生活』は難しいという結論に達してしまいましたけれども、今でもアメリカの電力株には積極的に投資するようにしています。日本のみならず、世界どこであっても原発リスクはあると思うのですが、少なくともアメリカは一部の地域を除くと『地震を原因とする』原発事故は起こりにくいと思うんですよね。

9513 電源開発 事業報告書

さて、今回は我らが日本の電力株大手の一角である[9513]電源開発から配当金をいただきましたので、ご紹介することにしたいと思います。『あれ?電力株って○○電力という名前なんじゃないの!?』とお思いの方も多いと思うのですが、実はこの会社は元々終戦後の電力需給が逼迫していた時期に、電力需要の増加に対応するために『電源開発促進法』という法律に基づいて設立された会社なんですよね。

現在は、この『電源開発促進法』という法律は廃止されまして、その後同社は民営化される事になります。そのスキームの中で[9513]電源開発として上場される事になったんですよね。『地域電力会社を補完する』という当時の役割は今でも変わっておりませんで、同社は自社で保有する施設で発電を行い、地域電力会社に電力をおろす事業をメインとしています。実は、発電量で言うと国内6位の会社でありまして、中国電力・北陸電力などの中堅地域電力よりは規模が大きい会社なんですよね。

アンケート

[9513]電源開発 アンケート+施設見学会申込:さて、この[9513]電源開発と言えば全国に発電所を保有している事で有名ですけれども、そのうちの1つの施設が毎年施設見学会の対象となっています。この見学会は、なかなか当たらないんですけれども、昨年は幸運にも奥清津発電所の見学会に当選する事ができました。その様子については過去の記事にまとめてありますので、興味のある方はご覧になってくださいね。

9513 電源開発 業績推移

[9513]電源開発 業績推移:『電力株と言えば安定業績・安定配当』というイメージをお持ちの方も多いと思うのですが、元々原子力発電所なしの経営を想定していなかったためか、現在の地域電力会社の業績はどこも苦戦が続いています。その一方、[9513]電源開発は元々稼働中の原発がなかったため、上記をご覧の通りそれなりに安定した業績をキープしているんですよね。

ただ、実は[9513]電源開発には現在建設中の原子力発電所がございまして、それが青森県にある大間原発という事になります。震災後に一旦建設が中断された同原発は、今は建設が再開されているんですけれども、本当に稼働するかというのは現在の社会情勢を見る限りちょっと懐疑的にならざるを得ないですよね。稼働しないとなれば特別損失となってしまうため、将来的な不安要因ではあるでしょう。

[9513]電源開発から配当金です。

9513 電源開発 配当金

さて、今回は[9513]電源開発から1株あたり35円の配当金をいただきました。保有株数は300株でありまして、法人での源泉徴収税15.315%を差し引きしますと、実際に受け取った配当金の金額は8,892円ということになりました。

電源開発[9513]の主要指標(2014年7月24日現在)

■ PER:16.43倍(予想)
■ PBR:0.95倍(実績)
■ ROE:5.6%(実績)
■ 配当利回り:2.15%(予想)
■ 直近5期のEPS推移:130.5→107.4→198.7→191.2→219.9(2015/03予想)
■ 直近5期の配当推移:70→70→70→70→70(2015/03予想)

では、最後に[9513]電源開発の主要な指標をチェックしておく事にしたいと思います。実は、海外の発電事業に積極的な同社は、売上高ベースでは毎期着実な増収を繰り返して来ており、営業利益ベースでも毎期増益ではないもののそれなりに堅実な業績を出して来てくれているように思います。

1株=70円の配当は、2004年の[9513]電源開発の上場以降ずっと続いている水準でありまして、国内の電力株の配当傾向を見る限り、この70円の配当水準が今後もベースになるのではないかと思いますね。

震災以降右肩下がりだった株価は2013年以降は回復傾向にありまして、目先の配当金利回りは2%台の前半と『配当金生活』を送るにはかなり物足りない水準まで上昇してきています。今思うと、2012年は同社の株の買い時だった訳ですけれども、今となっては後悔するしかないですよね。今後も、安定した業績に期待して同社の株式は長く保有していく事にしたいと思っています。

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