[SO]ザ・サザン(The Southern Company)から119株分の配当金。米国南東部を地盤にする電力株、業績はともかく高めの配当は堅調です。 - 高配当株で配当金生活

[SO]ザ・サザン(The Southern Company)から119株分の配当金。米国南東部を地盤にする電力株、業績はともかく高めの配当は堅調です。

最近はすっかり聞かなくなってしまった電力株で配当生活という言葉。私自身、正直国内株でも『電力株なら長期で安定した配当が受け取れる』ものだと信じきっておりまして、実は震災の前までは『国内株式の約4割が電力株』というポートフォリオの状態でありました。

その後の顛末は既に皆さんもご存知の通りかと思いますが、結局私の保有する電力株は残り[9511]沖縄電力と[9513]電源開発の2社が中心となってしまいました。この2社は、現状では原子力発電所を保有していないため、今でも黒字である程度安定した業績になっているんですよね。特に、[9513]電源開発は海外展開する事も可能ですので、今後に期待している会社です。

そんな感じで、国内の電力株はすっかり投資しにくい環境になってしまった昨今ではありますが、海外に目を向けてみるとやはり電力株が配当生活に向いているという状況には代わりがありません。

現状は、アメリカの電力株に好んで投資している私ですけれども、アメリカの電力市場は制度的には既に自由化されていておりまして、自由競争が行われているという事なんですよね。

そう思うと、競争が行われる事により利益が出にくい体質になるという印象を受けるのですが、2000年前後に発生した電力危機の影響を受けて、直近の自由化は必ずしも進んでいないようなんですよね。

さて、今回はそのアメリカの電力株の1つである[SO]The Southern Companyから配当金をいただいていますので、ご紹介することにしたいと思います。広いアメリカですので、当然ながら1社でアメリカ全土をカバーするという事は無く、同社は基本的にはアメリカの南東部を中心として電力を提供している会社ということになりますね。

SO 営業エリア

[SO]The Southern Company 営業エリア:上記画像は、The Southern Companyの公式ウェブサイトから引用してきた、同社の営業エリアという事になります。上の画像だけを見ると、南東部・南西部に展開しているように見えますが、主力の火力発電所は南東部に集中しておりまして、中部のテキサス州にはバイオマス発電所、南西部では太陽光発電所を経営しているようですね。

[SO]The Southern Companyは、火力発電所が中心ということでありまして、当然ながらその原材料となる資源価格が高騰すれば収益力が低下する可能性があります。同社の業績は、売上高ベースでは毎年それなりに安定している傾向にあるようなんですけれども、2013年12月期の営業利益は前年度比3割程度のマイナスとなってしまいました。

実際の所、資源価格の上がる・下がる次第で日本の電力会社もそれ以上の利益の増減は珍しい事ではなく、当然ながら中長期的にこういう影響は相殺される事と考えると、単期毎の業績の増減はあまり気にしなくても良いのかなと私は感じています。皆さんはどのようにお感じになりますでしょうか!?

[SO]The Southern Companyから配当金です。

SO 配当金

さて、今回は[SO]The Southern Companyから1株あたり0.525$の配当金をいただきました。保有株数は119株でありまして、各種源泉徴収税を差し引きしますと、実際に受け取った配当金の金額は56.23$ということになりました。記事を書いている段階での為替レートで換算しますと、5,742円を受け取った事になります。

[SO]The Southern Companyの主要指標(2014年6月23日現在)

■ PER:20.5倍
■ PBR:2.1倍
■ ROE:8.81%
■ 配当利回り:4.63%(実績)
■ 直近5期のEPS推移:2.07→2.37→2.55→2.67→1.87(2013/12実績)
■ 直近5期の配当推移:1.75→1.82→1.89→1.96→2.03(2013/12実績)

では、最後に[SO]The Southern Companyの主要な指標をチェックしておく事にしたいと思います。普段、国内の小型株に慣れている私からすると、このPER・PBRはちょっと高めに見えてしまうのですが、むしろ米国株の中ではPBRは控えめな方なんですよね。米国株に投資する際は、国内のようにPBRは1倍台までが当たり前という認識は捨てた方が良いと思います。

さて、この[SO]The Southern Companyは毎期毎期堅実に増配してくれていることが魅力的なんですよね。最近は、年当たり1株0.07$の増配が定番行事となっておりまして、今期2014年第1四半期についても年間2.10$ペースでの配当がなされています。

昨年、2013年12月期については1株あたり純利益を1株配当が上回っているように見えますので、一見するとちょっと心配なように思えてしまうんですけれども、それは今期の踏ん張り次第という事なのでしょうか。米国株はよほど苦境でない限り、あっさり減配というパターンは見かけないため、同社にも堅実な増配を期待したいですね。足元の配当利回りは5%弱と高めの水準でありまして、今後もチャンスがあれば買い増しを行いたいと思っています。

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