課税が超ややこしいけれども悪くはないかも!?[1590]iシェアーズ 米国リート・不動産株ETFから分配金をいただきました。 - 高配当株で配当金生活

課税が超ややこしいけれども悪くはないかも!?[1590]iシェアーズ 米国リート・不動産株ETFから分配金をいただきました。

今回は、配当金生活のポートフォリオで投資しているETFのうち、米国リートに投資するETFである[1590]iシェアーズ 米国リート・不動産株ETFから分配金をいただきましたので、皆様にもご紹介する事にしたいと思います。

実は、この『iシェアーズ 米国リート・不動産株ETF』という商品は、アメリカで上場している[IYR]iシェアーズ米国不動産ETFと同じ商品なんですよね。海外ETFには時々あるパターンの国内重複上場というケースの1つという事になります。

この[IYR]iシェアーズ米国不動産ETFが、日本に上場されたんだったら、もうわざわざ米国株口座を開いて海外で買う必要はないんじゃないの!?とお思いの方もいらっしゃると思うのですが、実はこの[1590]iシェアーズ 米国リート・不動産株ETFという商品は課税関係がややこしいという話を聞いておりまして、まずは『少額で身をもって体験するか』と思いまして、自腹を切って投資したものであります。

話が難しくなるかと思いまして、このブログでは今まであまり触れて来なかったんですけれども、実は海外ETFの分配金には二重課税という問題が避けられないんですよね。

というのも、現状では米国上場しているETFや株式を購入した場合、その分配金にはまず海外で10%の源泉徴収をされた後、国内で20%の税金が引かれます(今回の記事では単純化のため復興特別所得税はない事とします。)つまり、手元に残るのは約70%という事になるのです。なにもしなければ、30%が税金という訳なんですよね。

この余分に取られた分の税金については、確定申告をすれば戻って来るという事なんですけれども、確定申告をした場合、配当金があまりに多い人だと損をするケースがあるそうで、顧問税理士のアドバイスによると私の場合はそのケースに当たってしまうそうで、私は外国株の配当金については確定申告を行っておりません。

私は、『個人口座』と『法人口座』を使い分けながら配当金生活のための投資を行っている訳なんですけれども、どっちみち『法人口座』の方は毎年確定申告をする事が必須であり、こちらであればきちんと二重課税をされている分を取り戻せるそうなので、外国株・ETFについては徐々に個人口座→法人口座に移していきたいと思っています。その時、売買で利益確定をするとまたまた税金が発生してしまうので、移すのは年に数百万円ずつにしようと思っているんですけどね。

なお、税金関係については非常にややこしく、私が個別の案件について解説をする事は税理士法に違反するという事のようなので、皆さんが投資をするにあたって『税金で悩んでいる』事があるのであれば、一度税理士さんに相談してみるもの手かもしれません。お金はかかってしまいますが、投資金額が大きい人であれば、役に立つ事があると思うんですよね。

[1590]iシェアーズ 米国リート・不動産株ETFから分配金です

さて、今回は[1590]iシェアーズ 米国リート・不動産株ETFから分配金をいただきました。本来であれば、ここからは普段の記事であればさらっと流すんですけれども、今回は特殊なケースなので、じっくりと詳細を見て行く事にしたいと思います。

まずは、1株あたりの分配金なんですけれども、税引き前の素の配当金は1口77円だったようですね。実は、[IYR]のドルベースの配当金は1口$ 0.76948でありまして、最新の為替レートを掛け合わせますと、1口77円前後となるため概ね妥当は配当金水準である事が分かるのではないかと思います。

しかしながら、ここからが問題でありまして、なんとこの[1590]iシェアーズ 米国リート・不動産株ETFはアメリカで30%もの源泉徴収がなされているということなんですよね。通常、米国株をネット証券で購入すると10%の源泉徴収なので、その額の大きさは際立っています。この違いは、私は専門家ではないので『ルールだから』と片付けざるを得ませんが、何卒ご了承ください。

そして、上の分配金計算書を見ると、その30%が引かれた後の1口分配金54円にさらに所得税15.315%と、住民税5%がかかって来る・・・ように思うのですが、所得税分については所得税法の規定による外国税額控除により実質無税扱いとなるようでして、国内の所得税については0という事なりますね。

なお、私は法人口座での投資ですので住民税については確定申告で支払う事となるのですが、個人でこの[1590]iシェアーズ 米国リート・不動産株ETFを購入した場合は、5%の住民税は別途かかってくる事になります。その点については、注意が必要ですね。

ということで、課税関係が非常にややこしい[1590]iシェアーズ 米国リート・不動産株ETFですけれども、課税されるのは個人の場合は海外の30%+住民税分で合計33.5%という事でありまして、国内株式の売買手数料は米国株に比べて安い傾向にある事から、米国株の[IYR]を購入して『確定申告をしない場合』に比べるとこの[1590]を購入した方が楽と言えるのかもしれませんね。

ちなみに、[1590]iシェアーズ 米国リート・不動産株ETFに法人で投資した場合の会計処理や、30%もの源泉徴収税を取り返す手段はあるのかなど、税金の仕組みについては今度税理士さんにお会いする時に相談しておきたいと思います。また、この銘柄について記事を執筆する際に改めて解説する事にしたいと思います。

最後に、ヤフーファイナンスからの引用でこの[1590]iシェアーズ 米国リート・不動産株ETFの上場以来の株価推移をご紹介しておきたいと思います。米国市場では出来高がかなり多く、流動性がめちゃくちゃ高い同銘柄なのですが、国内では出来高が少ないため、『成り行き』で注文する時には注意をすべき場面もあるようなんですよね。この銘柄に投資する場合は、変な株価で掴んでしまわないよう、注意をしながら注文を出すようにしたいですね。

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