新興国懸念が薄れて目先は堅調の国内上場債券ETF[1566]上場インデックスファンド新興国債券から53口分の分配金をいただきました。 - 高配当株で配当金生活

新興国懸念が薄れて目先は堅調の国内上場債券ETF[1566]上場インデックスファンド新興国債券から53口分の分配金をいただきました。

国際分散ポートフォリオを組む場合にポートフォリオに組み入れるか迷う商品が新興国関係の商品だと思います。新興国を代表する国たちは、いずれも成長率が日本・アメリカなどの先進国よりも高い傾向にあるために、理論的には特に株式の方は『長期でその国の通貨ベース』では日米の株価よりも上がって然るべきなんですけれども、その分為替で調整されるのでは!?という懸念もなきにしもあらずですよね。

私の配当金生活のポートフォリオは、常日頃から申し上げているとおり、ディフェンシブなポートフォリオを志向しているために『新興国系の商品』については組み入れは行っているものの、ポートフォリオ全体からすると2%以下となっておりまして、金額的にはともかくポートフォリオ全体における影響度合いは微々たるものと言えると考えています。

1566 新興国債券ETF

さて、今回は国内に上場しているETFである[1566]上場インデックスファンド新興国債券(以下[1566]上場新興国債券ETFとします。)から分配金をいただきましたので、ご紹介する事にしたいと思います。

債券系のETFと言えば、数日前の記事でもご紹介した[1677]上場先進国債券ETFと、今回の記事でご紹介している[1566]上場新興国債券ETFが国内上場のETFの中では双璧でありまして、市場全体を見渡してみても債券系のETFの上場は3銘柄のみと、『債券好き』の私からすると寂しい限りなんですよね。

そして、日興アセットマネジメントが上場させている2大債券ETFである、[1566]上場新興国債券ETFと[1677]上場先進国債券ETFはどちらも超不人気ETFであるという弱点があるのです。どちらも不人気だけに出来高が毎日毎日少ないんですけれども、例えば先週2014年4月18日の[1566]上場新興国債券ETFの出来高は1日で10株なんですよね。10株というと、1日で60万しか取引が無かった事になります。

この両ETFは、信託報酬などの運営費用の面でも良心的でありまして、個人的な意見としてはもうちょっと世に広まるべきだと思って、このブログで度々普及活動をしてきたんですけれども、残念ながら国内投資家の皆様にはあまり人気がないのか、一向に取引高が増える気配はありません。

さて、この[1566]上場新興国債券ETFは、その参考指数としてちょっと珍しい指数を採用しておりまして、それが『バークレイズ自国通貨建て新興市場国債・10%キャップ・インデックス』という指数なんですよね。基本的には新興国国債のインデックスなんですけれども、1つの国への投資比率が10%を超えないという大きな特徴を持っています。普通に指数を作ればどこかの国の構成比率が高くなる状況でも、最大で10%にしかならないという事なんですよね。

指数の構成

指数を構成する通貨の比率:こちらは、日興アセットマネジメントのウエブサイトから引用してきた資料になりますけれども、現在保有割合が最大の10%となっている国が『韓国・メキシコ・ブラジル』の3カ国となっておりまして、普通に指数を作ればこの3カ国は10%以上投資しているという可能性があった訳なんですね。新興国は、先進国に比べると経済関係のネガティブなイベントが起こる可能性が高く、『10%』を最大とするこの指数は個人的には面白いのかなと考えています。

通貨毎の騰落率

指数を構成する主な通貨の騰落率:こちらは2014年1月末までの指数を構成する主要10通貨の過去1年・5年の騰落率になっています。実は過去5年では、この10通貨はいずれも上昇しているんですよね。また、過去1年は一部新興国の不調がニュースでは伝えられる事もありましたが、インドネシア・ブラジル・南アフリカなどの通貨はニュースの報道通りマイナスになっている一方で、韓国・ポーランドなどはプラスになっており、この面から考えると意外にバランスが取れた指数であるという事が言えるかもしれません。

[1566]上場新興国債券ETFから分配金をいただきました。

1566 上場新興国債券ETF

さて、今回は[1566]上場新興国債券ETFから、1口あたり506円の分配金をいただきました。保有口数は個人で20口、法人で33口でありまして、それぞれの源泉徴収税を考慮しますと、実際に受け取った分配金の金額は22,205円ということになりました。

この[1566]上場新興国債券ETFは、2ヶ月に1回の分配を行ってくれるETFでありまして、毎回の分配金は概ね500円強となっています。今回の506円の分配が6回続くと仮定すると、年間の分配金は3,036円となりまして、直近の株価から算出した分配利回りは5%弱という事になりますね。『新興国』とひとくくりにされますが、国債利回りの高い国から低い国まで幅広く内包しておりますので、平均するとこんなものなのかなと思います。

こんな感じで、基本的にはそのコンセプトがお気に入りの[1566]上場新興国債券ETFではありますが、日興アセットマネジメントの債券ETFはその規模が小さいからか、2商品とも徐々に参考インデックスから乖離していっているんですよね。上に乖離すれば大満足なのですが、こういう時は得てして下に乖離するものなのです。そのため、徐々に新興国債券に投資する米国ETFへの乗り換えを検討しています。

実は、乗り換え先として検討している米国上場ETFの[EMB]iシェアーズJ.P.モルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券ETFも、参考インデックスと比較すると平均して年1%前後ずつインデックスに負けているんですよね。信託報酬が0.6%なので諸経費分を考えて0.7%程度負けるのは平均的かと思うのですが、それを少し上回っています。世界最大手のETFである『ishares』でもこの乖離というのが、『新興国債券』という商品の難しさを表しているのかもしれませんね。

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