ソフトバンク[9984]にまんまとしてやられた悪夢の社債。第39回ソフトバンク株式会社無担保社債から利金をいただきました。 - 高配当株で配当金生活

ソフトバンク[9984]にまんまとしてやられた悪夢の社債。第39回ソフトバンク株式会社無担保社債から利金をいただきました。

この記事は元々は2014年3月に執筆したものとなります。私自身は[9984]ソフトバンクという会社はかなり評価しているのですが、かといって同社の社債に投資したのは間違いだったと思ったきっかけをこの記事でご紹介しています。2017年時点では古くなってしまっている内容もありますが、ご了承ください。(2017年2月追記)


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2017年2月最新情報 ソフトバンクが新規社債を発行

ソフトバンクグループは20日、個人向け社債4000億円を3月16日に発行すると発表した。満期までの期間は7年間。利率の仮条件は1.75~2.35%とした。(日本経済新聞2月21日付けより)

個人向け社債の積極的な発行で知られている[9984]ソフトバンクですが、2017年も大型の債券の発行が続くようですね。先日の日経の記事によると、来月3月3日から新規の社債の募集を開始するそうです。期間は7年間で、利率はおそらく2%強くらいになるのではないかと思います。まあまあ魅力的な条件だとは思うのですが、私は下記記事での体験もあり、同社の社債は今後は新規では買わないつもりです。以下、2014年3月当時の記事ですが、参考にはなると思います。

国内債券クラスはほとんどが個人向け国債となっています

10年ものの日本国債で利回り0.6%台しか得られない2014年の前半の国内債券の状況ですけれども、こんな状況だと少しでも高い利回りを・・と思って社債に人気が集まるのは理解できるように思います。(追記:2017年1月時点では10年国債の利回りは0.1%を切ってしまっています。今思うと0.6%でも魅力的でしたね。)

私の配当金生活のポートフォリオはどうかと申しますと、この記事を書いている段階で国内債券には3,670万円投資している所、うち個人向け国債が2,940万円を占めておりまして、概ね8割前後が国債ということになっているんですよね。

本当は、もう少し個人向けの社債のマーケットが整っているのであれば、ここまで『個人向け国債』にこだわらなくても良いというのが正直な所なんですけれども、国内にはアメリカのような債券のマーケットはありませんし、かといって[LQD]iシェアーズiBoxx米ドル建て投資適格社債ETFのように手軽に社債に投資できるETFもありませんので、なかなか社債には投資をしにくい所ですよね。

あまり発行されないSBI債とマネックス債はオススメですね

それでも、個人向けの社債というものは時々は発行されるものでありまして、中でも有名なのはなかなか当たらない事で評判のSBI証券の『SBI債』や、マネックス証券の『マネックス債』などがちょくちょく新規で発行なされています。

[9984]ソフトバンクがガンガン社債を発行しています

さて、ここ2年くらいで一気に社債を発行した超大手企業がございまして、それが皆さんご存知の[9984]ソフトバンクなんですよね。(2017年追記:2014年時点でも社債をガンガン発行しているというイメージでしたが、その後その社債の発行ペースは加速していますよね。個人的には負債が増え過ぎてちょっと不安ではありますが、同社なら何とかしてくれる!?)

国内の通信事業に注力している間は、その収益率の高さから有利子負債は減少の一途を辿っていた同社なんですけれども、その後皆さんもニュースなどでご存知の通り、アメリカ本土へと打って出ておりまして、現在はまた借金が増えて来てしまっています。

ソフトバンク[9984]のIRのページに同社が発行している社債が公開されているんですけれども、現在ソフトバンク名義の社債でなんと1.6兆円、そしてアメリカのスプリント社名義の社債は3.3兆円にも達しているんだそうです。

日米の利回りの違いはあるとはいえ、例えばスプリント本体が発行している社債の利回りは表面で7%台にも達しているんですよね。コレだけ利息を払って商売成り立つの!?と疑問に思ってしまうのですが、そればかりはこれからの同社の手腕に期待と行ったところでしょうか。

[9984]ソフトバンクの社債を買って後悔した理由

さて、私が今回利金をいただきました[9984]ソフトバンクの社債は、第39回無担保普通社債(福岡ソフトバンクホークスボンド)でありました。実は、この第39回の社債の発行が発表された時は、今のようにスプリント社の買収は発表されておらず、借金が今よりも格段に少ない状態での発行だったんですよね。

当時の情報を振り返ってみると、この第39回のソフトバンクの社債は『期間5年 利率0.74%』と今から考えると信じられないほど低いものでありました。その1年後に発行した第43回のソフトバンクの社債の条件が『期間5年 利率1.74%』になっているだけに、この1年の間に有利子負債が大きく増えて、資金調達にコストがかかるようになったという事がわかりますよね。

[9984]ソフトバンクが、スプリント社の買収・アメリカへの進出を発表したのは、この第39回の社債を発行してスグの事でありました。当然、一級レベルの機密事項なので、第39回の社債を発行している時に情報が流れて来ないのは当然の事と言えます。

しかしながら、これから利率を上げざるを得ない財務状況になると分かっていて、その直前に社債をドンと発行する[9984]ソフトバンクは良くも悪くも『やっぱりソフトバンク』なんだなと感じた瞬間でありました。個人的には、もうこの会社にはあまり関わりたくありませんが、それでも日本発で世界を狙える企業として頑張ってほしい気持ちもあるしなんとも複雑な感想になってしまいますね。

[9984]ソフトバンクから社債の利金をいただきました。

ソフトバンク 社債

さて、今回はソフトバンク[9984]の社債の利金をいただきました。保有元本は100万円分、利率は0.74%でありまして、税金を差し引いた後の手取り額は2,949円ということになりました。

冒頭で、国内は社債に個人で投資する環境が整っていないと書きましたが、米国ETFの[LQD]iシェアーズiBoxx米ドル建て投資適格社債ETFであれば、1本のETFで1,000以上の社債に分散投資する事が可能なんですよね。国内でこういう商品が出ないのであれば、米ドル=円の為替リスクはあるものの、やはり[LQD]に投資せざるを得ないというのが現状ですね。

参考記事:[LQD]iシェアーズiBoxx米ドル建て投資適格社債ETF

個人向け社債は、以下の2証券会社が個人的にオススメです。

SBI証券
ネット証券口座開設数No.1。法人口座の開設が比較的簡単だったため、法人ではSBI証券をメインに利用しています。以前は高かった米国株取引手数料もマネックス証券と同等まで値下げ。

マネックス証券
米国株取扱い銘柄数はネット証券No.1の3,000以上。特定口座への対応で煩わしい確定申告も不要になりました。米国高配当株・ETFデビューにオススメです。

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