セゾン投信中野晴啓社長のお話。ついに会社の損益がトントンに!? 投資と投機の違いについて。(セゾン投信札幌運用報告会の旅 その9) - 高配当株で配当金生活

セゾン投信中野晴啓社長のお話。ついに会社の損益がトントンに!? 投資と投機の違いについて。(セゾン投信札幌運用報告会の旅 その9)

2014年3月8日に、北海道の札幌市にてセゾン投信の第7期資産運用報告会が開催されました。この資産運用報告会は、全国各地で開催されているものでありまして、当然ながら私の地元大阪でも開催されたものなのですが、せっかくなのでこの機会に久しぶりに北海道に行くかと思いまして、敢えて札幌開催の申込を行いました。

今回は、この旅行記の9回目となりまして、今回はセゾン投信の代表取締役社長である中野晴啓さんのお話の中から気になった情報を皆さんにご紹介することにしたいと思います。私は、中野社長のセミナーには度々出席しているため、過去のブログ記事でご紹介した事のある内容もあるのですが、その点については予めご了承ください。

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苦節7年、ついに収支がトントンにまで!?

日本国内に長期投資の輪を広げたいという理想を持って、日々セミナー開催などで全国を回っていらっしゃるセゾン投信の中野晴啓社長。国内の個人投資家の株式投資はどうしても『短期〜中期』の投資に偏りがちでありまして、『長期の視点が欠けている』というのは私も感じる所なので、できればこういった長期でどっしりと構えられる商品がドンドン登場してほしいと思う所なんですよね。

今回の記事でご紹介しているセゾン投信は、いわゆる『独立系』の投資信託直販会社でありますが、実はこの『直販』の投資信託というのは国内ではまだまだマイナーな存在でありまして、投資信託全体に占めるシェアはまだ1%にも到達していないのです。

個人的な意見としては、投資信託を購入する時は出来るだけ『直販』の物を買った方が良いと思っているんですよね。というのも、基本的に大手証券会社などから投資信託を購入した場合、毎年の運用経費である信託報酬を、投資信託を販売している業者・運用している業者の2社に支払う必要があるためなのです。

この『投資信託を販売した業者』への毎年の支払いというのは、投資信託の説明書には必ず書いている事なのですが、コレが意外に大きい訳なんですよね。当然、投資信託を販売している訳なので、その手数料を受け取るのは当然の事なんですけれども、それはさておき、皆さんが『直販』の投資信託を購入するのであれば、こういったコストの事は考えなくて良い訳なのです。

セゾン投信の旗艦ファンドである、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、その信託報酬が年率で0.74%前後と必ずしも『激安』という訳ではないのですが、大手証券会社で同等の商品であればおそらくは1%台の信託報酬がかかってしまうと思いますので、相対的には良心的な範疇であると言えると思います。

このセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、上のチャートで示している通り今年で8年目に突入しているのですが、運用開始以降、リーマンショックなどの逆風が続いたために基準価額が6,000〜8,000の時代が長く続きました。

2012年の12月以降、円安・株高が一気に進んだ事で、最近は基準価額が10,000を超えて来ていますけれども、最初の1〜2年で『ちょっと失敗したかな』と思っていた方も、我慢強く毎月の積立を続けていれば2013年になったようやく報われたと言う事なんですよね。そこで耐えられるかというのが大きなポイントではあるんですけどね。

ちなみに、セゾン投信が発売する2種類の投資信託はの資産残高はついに800億円台に突入しています。このラインは実はセゾン投信にとっては、意味のあるラインでありまして、概ね資産残高が800億円前後でようやく『会社の収支がトントン』になるということなんですよね。

会社の設立からここまで辿り付くのにおおよそ7年強かかってしまった訳ですけれども、幸いにも口座数は順調に伸びておりまして、さらに新しいお客さんは9割程度が積立投資で投資を始める傾向にあるため、これからは同社の業績は安定してくるものではないかと思います。こういった独立系の投資信託の経営が成り立ってこそ、長期的には良い商品がどんどん生まれてくると思うので、個人的には同社にはガンガン儲けてほしい所ですね。

投機と投資は明確に異なっている!?

さて、セゾン投信の中野晴啓さんが個人投資家に常々薦めている事は『長期投資』であるという事は既に述べました。では、読者の皆さんは『投資』をされていますでしょうか!?

『投資?やってるに決まってるじゃないか。』という方が多いと思うんですけれども、実はそれは中野晴啓さんに言わせると『投資』ではなく『投機』と言えるものなのかもしれません。

皆さんは、『投資』『投機』の違いはどのようにお考えになりますでしょうか!?中野晴啓さんの考えによると、『投機』というものは短期の値動きから利益を得ようとするものでありまして、その果実の源泉は『株式の値動き』であります。この値動きというものは、相場の需給で決まるものであり、その相場の需給の源泉となっているのは欲望や感情という事なんですよね。

当然、こういった感情を元にした『投機』が否定されるべきものではないと思うのですが、セゾン投信では基本的には長期の実体経済の成長にかけて投資を行っています。『投資』の場合は、それによって得られる果実の源泉は『事業活動のカイゼンやイノベーション』という事なんですよね。ちょっと分かりにくいかもしれませんけれども、要するに経済が成長すれば長期的には株価は上がる可能性が高いという事なのです。

この『投資』と『投機』。どちらが結果的に『儲かりやすい』かというと、腕に自信のある方だと『投機』の方だと言えるかもしれませんよね。私の場合は、日々の値動きをみて臨機応変に立ち回るのは苦手ですので、中野晴啓さんのおっしゃるように、長期で経済が成長する事にかけてまったりと長期投資を行いつつ、日々の配当金を受け取って行くことにしたいと思います。

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