世界の株式と債券に分散投資する低コストのインデックス。『グローバル・バランス・ファンド』の第7期報告です。(セゾン投信札幌運用報告会の旅 その7) - 高配当株で配当金生活

世界の株式と債券に分散投資する低コストのインデックス。『グローバル・バランス・ファンド』の第7期報告です。(セゾン投信札幌運用報告会の旅 その7)

2014年3月8日に、北海道の札幌市にてセゾン投信の第7期資産運用報告会が開催されました。この資産運用報告会は、全国各地で開催されているものでありまして、当然ながら私の地元大阪でも開催されたものなのですが、せっかくなのでこの機会に久しぶりに北海道に行くかと思いまして、敢えて札幌開催の申込を行いました。

今回は、この旅行記の7回目となりまして、今回からようやくセゾン投信の第7期運用報告会の内容に入りたいと思います。投資のネタ好きの方からすると、ここまで交通・グルメ・ホテルなど前置きが長過ぎるとお思いになる方もいらっしゃると思うのですが、実は当ブログではこういう報告会のレポートよりも交通やホテルのネタの方が多くの方に読んでいただける傾向にあります。もうちょっと、投資の記事内容をブラッシュアップする必要があるのかもしれませんね。

さて、今回の記事ではセゾン投信の旗艦ファンドと言えるセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドについて振り返ってみることにしたいと思います。『低コストの世界分散型』の投資は、この商品を使わなくても自力で出来ない事はないのですが、この商品は自動でリバランスも行ってくれますし、『日頃忙しい方』には結構オススメできると思うんですよね。

この記事以外のセゾン投信 札幌運用報告会の旅の記事はこちらからご覧になれます。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド第7期報告です。

運用報告会

ということで、札幌市中心部にあるセゾン投信の第7期運用報告会の会場にやってまいりました。今回は、約2時間の運用報告会ということですけれども、最初は旗艦ファンドであるセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの運用報告からスタートすることになります。

まずは、ヤフーファイナンスから引用した2枚の値動きのチャートをご紹介したいと思います。今回はセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの1年間分の報告という事で、左側のチャートは1年チャート、右側のチャートはもうちょっと長期的な視点をということで5年チャートをご紹介しています。グローバルバランスファンドは青線、参考としてTOPIXを赤線で表示しています。

このチャートを見ると分かると思うのですが、意外なほどにTOPIXとセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの値動きは似通っている事が分かると思います。そもそも、グローバルバランスファンドが株式:債券=50:50なのに、日本の株価指数と値動きが似ているというのは不思議ですよね。

それはともかくとして、値動きが似ているとはいえ細かく動きを見てみると、やはりグローバルバランスファンドの方が値動きがまったりとした傾向にあるという事は分かるのではないでしょうか。債券が半分組み込まれているので、当然の動きと言えば当然の動きなんですけれどね。

第7期は株式・債券の上昇よりも為替の影響が大きかったようです。

このセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの第7期(2012/12/10からの1年間)の期中の騰落率は36.56%でありました。当然、2012年12月からは円安・株高と同ファンドには追い風が吹きまくったので、この結果はある意味当然の事と言えるかもしれませんね。リーマンショック以降、我慢して積立を続けて来た人は昨年ようやく報われた事になります。

上昇要因

さて、第7期に36%台の上昇を見せたセゾン・バンガード・グローバルバランスファンド。その要因を分析してみると、実は3分の2が為替の影響だと言う事なんですよね。確かに、第7期の期間中は米ドルに対して20%程度、そしてユーロに対しては25%以上の円安が進みました。このファンド自体、米ドル資産とユーロ資産で全体の4分の3くらいを占めている訳ですので、当然の結果と言えば当然の結果だったのかもしれません。

第7期は株式を売却して債券を購入するリバランスを行いました。

長期投資を行うに当たって意外に難しい事の1つが『利益確定』を行う事なんですよね。実際、全ての資産が長期で右肩上がりなのであれば、わざわざ『利益確定』を行うまでもないのかもしれませんけれども、実際は株式は結構な幅で上下を繰り返すものでありまして、『株が好調な時に株を売って債券を買い増し、逆の時に債券を売って株を買い増し』と立ち回る事ができれば、パフォーマンスが向上する可能性がありますよね。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドでは、基本的に株式:債券=1:1の比率で投資する事となっています。そして、その株式と債券の比率が一定以上乖離した場合はリバランスを行うこととなっているんですよね。コレは、私の配当金生活のポートフォリオにも取り入れている手法です。

自動リバランス

さて、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの第7期は世界的に株高が進んだため、中でも米国株を一番大きく売却しているようなんですよね。その一方で、秋にかけて価格が下落(=利回りは上昇)した米国債を大きく買い増ししています。教科書的な売買ではあるんですけれども、株価が上がっている時にこの売買を自分の意志で行うのは意外に難しいもの。同投資信託のように、機械的なルールを作った方がこういう売買は行いやすいのかもしれませんね。

ということで、今回はセゾン投信の旗艦ファンドであるセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドをご紹介しました。信託報酬年率0.7%台というのはこの系統の投資信託としては必ずしも最安という訳ではないのですが、これ以上安く済ませようと思うと、自分で株式インデックス・債券インデックスと分けて個別に投資する必要があり、リバランス等でうまく立ち回ろうとすれば、なかなか難しいものです。

そう思うと、コレからも世界経済が色々事件がありつつも着実に成長していく・・と考える方であれば、このセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドのような商品をポートフォリオのコアに据えるのが1つの手と言えるのかもしれませんね。今の株価が『高い、どこかで崩れるはず』と思う方であれば、とりあえず積立投資ではじめるのがセオリーであると言えるでしょう。

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