割安だけれども単純に高配当と考えるのはちょっと危険!? 泣く子も黙る超大手商社の[8031]三井物産から600株分の配当金をいただきました。 - 高配当株で配当金生活

割安だけれども単純に高配当と考えるのはちょっと危険!? 泣く子も黙る超大手商社の[8031]三井物産から600株分の配当金をいただきました。

今回は、会社名を聞いただけで泣く子も黙るという噂もあるほどの大手商社である[8031]三井物産から配当金をいただきました。この三井物産はここ数年やや出遅れ気味の株でありまして、最近は万年割安であるイメージなんですよね。配当もまあまあであり、私自身も600株投資しているのですが、単純に高配当株式と考えてしまうのはちょっと危険かもしれません。

8031 三井物産 事業報告書

というのも、この[8031]三井物産は、そこそこ高配当であるものの安定配当の会社ではないという点が注意ポイントなんですよね。商社系の株式はどこもそういう傾向があるのですが、一般的には『配当性向』を厳密に定めており、その比率に従って配当金が決まる傾向にあるため、業績がイマイチな時はきっちり減配されてしまうのです。

この[8031]三井物産はエネルギー・資源系に強いというのが通説なんですけれども、2012年3月期→2013月期についてはエネルギーや資源を大量に消費する新興国の経済が減速してしまった事から業績が減速し、配当金も55円→43円に減配となってしまいました。

この減配の発表がある前、見た目の配当利回りは一時期5%に達する場面もあったんですよね。その時は指標面もめちゃくちゃ割安だったのですが、その後『減配のお知らせ』が発表されてしまう事となりました。商社系の指標が『あまりに割安すぎる』ときは、そういう懸念があるというサインなのかもしれませんね。

今期の業績

さて、今期の[8031]三井物産についてはどうか。今期については、稼ぎ頭のエネルギー部門において『コストの低下・円安の影響・原油価格の上昇』が全てプラスに働き、この分野が同社の業績を牽引しているという形になります。ほぼ、業績予想どおりの推移ではありますが、このおかげで今期は増配ということになりそうですね。

今期の配当

その配当について具体的にみておきたいと思います。基本的には配当性向25%を打ち出している[8031]三井物産。リーマンショック後の業績不振のときは、上の図のように1株配当が18円になってしまった事もありました。今期は51円予想ということで、2012年3月期の55円には及びませんが、前期からは8円のプラスということになっていますね。

[8031]三井物産から600株分の配当金をいただきました。

8031 三井物産 配当金

さて、今回は[8031]三井物産から1株あたり25円の配当金をいただきました。保有株数は個人で200株+法人で400株でありまして、それぞれの源泉徴収税を計算にいれますと、実際に受け取った配当金の金額は13,778円ということになりました。

三井物産[8031]の主要指標(2014年1月15日現在)

■ PER:7.09倍(予想)
■ PBR:0.8倍(実績)
■ ROE:9.7%(実績)
■ 配当利回り:3.46%(予想)

では、最後に[8031]三井物産の主要な指標をチェックしておきたいと思います。最近は、指標的には万年割安の状態が続いている同社。過去2年の株価を見てみても上昇率は20%ほどでしかなく、8割近く上昇しているTOPIXに大きく遅れをとっている状況です。(参考:ヤフーファイナンスから引用した下記チャート)

同社の場合は、どうしても業績が金属市況・エネルギー市況に左右されるというのは否めない事実でありまして、会社としては他の部門も育成しようとしているのですが、得意分野は一朝一夕では変わらないものですよね。同社の得意な2分野は、新興国需要が減退すればまたイマイチになってしまう可能性もあり、それが相対的な株価のイマイチさに現れているのかもしれませんね。

まあ、基本的に逆ばりが大好きな私は相対的に割安な[8031]三井物産には喜んで投資しているんですけれども、読者の皆様で同社に投資してみたいという方は、この記事の内容をよく踏まえた上で投資していただく方が株価の動きに一喜一憂しなくて済むのかもしれません。私は、ヨコヨコくらいの業績は続くと期待して、しばらくは今の600株をホールドしたいと思っています。

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