含み損になっている銘柄を法人⇔個人で入れ替えして、税金を節約することにしたいと思います。 - 高配当株で配当金生活

含み損になっている銘柄を法人⇔個人で入れ替えして、税金を節約することにしたいと思います。

2012年6月第1週の相場は大幅なマイナスとなり、今週も下がるようであれば1000万円規模のナンピンを行うために現在SBI証券とマネックス証券の口座に資金を待機させています。幸いにも、2012年5月末のポートフォリオから比較して今日6月6日現在でー0.5%くらいにしかなっていないので、ナンピンの基準には達していないのですが、銘柄によっては大きく値下がりしていることと、個人の方で空売りの利益が大きく出ていることから、個人と法人で同じ銘柄を売り買いして税金の節約を行う事にしました。

個人と法人で同じ銘柄を売り買いするにあたり、どうしても1ティック分は損をしてしまい、さらに取引にあたって売買手数料もかかってしまうのに、そこまでーを出して銘柄の入れ替えをする意味はあるのか?とお思いになる方もいらっしゃるかと思いますが、私個人の意見としてはこの入れ替えには意味があると思っています。具体的には今回

  • 法人→個人:NTT700株、NTTドコモ17株、北海道電力1200株
  • 個人→法人:日本アコモデーションファンド1株、アドバンスレジデンス4株、グローバル・ワン1株、フロンティア1株、積水ハウスリート2株、福岡リート1株、阪急リート2株

の入れ替えを行い、法人では70万円の売却損、個人では20万円の売却損を計上しました。このような取引は、単なる税金逃れとも受け取れそうなので、行っていいのか迷う所なんですが、あくまで個人と法人は別々の経済主体でありますし、自分で出した板を自分で買っている訳ではない(指値ではなく成り行きで買っている)ので、現在の所取引自体には特に問題はないと思っています。

こちらはNTTの過去1年間のチャートになりますが、こちらは昨年後半の株価の下落局面では他の銘柄に比べディフェンシブ銘柄らしさを見せていたのですが、今年4月以降の下落局面では他の銘柄と同じように下がっています。昨年後半の私の会社の期末には3,800円前後あった株価も、今は3,300前後と低迷しており、この1銘柄だけで35万円の売却損を出す事ができました。

法人で売却損を出すメリット

法人では、個人よりも売却損を出すメリットが高いと考えています。なぜかと申しますと、個人ですと受け取った配当金と売却損は同じ年度内では損益通算できますが、その結果マイナスが残ったとしてもその損失を繰り越すことが出来るのは確定申告を行った場合で3年のみ、さらに大きく+になった年に確定申告を行う事で国民保険などで不利益を被る場合があります。

一方、法人の場合ですと損失を出した場合、9年間その損失を繰り越すことができ、繰り越しのマイナスが残っている間は、配当にかかる7%の源泉徴収分の法人税も全て確定申告で取り戻す事が出来ます。法人はどちらにしろ毎年確定申告をする必要がありますので、特に確定申告の手間については考えなくても良いでしょう。

また、法人は毎年の期末に株式を時価で評価して含み損を出す事も出来ます。そのため、今のように株価が下落傾向の時は、配当金を多くもらっていても一切税金を払う必要がありません。


と、こう書くと法人で取引をするのは良い事尽くめと思ってしまえそうなのですが、実際の所今から日経平均12,000でリート指数が1200なんて数字になるとしますと、一気に含み益が出てしまう事になります。含み益が大きく出てしまうとなんと実際に利益を確定していなくても、期末に含み益を出す必要があり、確定益を出していないのに税金を払うという事に注意が必要です。幸いにも、2007年以降株価は下がりっぱなしなので、今まで1回もそういった心配はした事ありませんけどね。

実際、法人は総合課税になりまして利益が出た時は最低でも法人税+法人住民税で最低30%の税金を払うことになってしまうのですが、もし法人で利益が出たらそれは日本国のおかげで儲かったのだから30%の税金を払うことは当然だと考えています。この記事のテーマは節税なのに、それは矛盾?と思ってしまう方もいらっしゃると思いますが、節税は出来るだけ行っておき、節税しきれないほどの利益が出たら気前よく税金を払う。これが私の税金に対する基本的な考え方です。

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