円安・燃油費高騰は大逆風もそれでも鉄壁の利益ヨコヨコの小型高配当株。[7442]中山福から中間報告書をいただきました。 - 高配当株で配当金生活

円安・燃油費高騰は大逆風もそれでも鉄壁の利益ヨコヨコの小型高配当株。[7442]中山福から中間報告書をいただきました。

今回は、キッチン、リビング等家庭用品卸で首位という大阪本社の小型株である[7442]中山福から中間報告書をいただきましたので、ご紹介することにしたいと思います。

大阪本社の小型株で業種が地味な所というのは、元々は「大証単独上場」の銘柄が多く、東証上場の銘柄に比べると日が当たらないため、投資に当たっては狙い目だったと思うんですよね。現在は、東証1部の上場となっているこの[7442]中山福ですけれども、その時価総額は100億円台であり、今でも目立たない銘柄である事には変わりないのではないかと思います。

7442 中山福 事業報告書

この[7442]中山福は「キッチン、リビング等家庭用品卸」という事なので、その取り扱い商品は海外から仕入れている物が多く、為替相場が昨年に比べて円安に推移した事は同社に取っては逆風でありました。また、卸業者という事で物流を多用するためか、燃油費が高止まりしていることも向かい風だったようです。

売上高・営業利益

それでも、今回の[7442]中山福の事業報告書を見てみると、中間期決算においては売上高がやや微増、営業利益は約10%減少と比較的踏みとどまっているように思いますね。この後、消費増税に伴う駆け込み需要が期待されている事から、通期での営業利益は前年比▲3%くらいまでは挽回する予想となっています。

キッチン用品

こちらは品目別の売上高となっています。コレを見ると、ダイニング用品の比率が少し上昇して、キッチン用品の比率が少し減っているようなんですけれども、今期は「ダイニング用品が好調」だったようです。景気が上向いた事により、「食事には気合いを入れよう」という方が増えているのかもしれませんね。

地域別売上

[7442]中山福は大阪市が本社の会社ですので、地域別売上は近畿地方が多いのかと思いきや、上のデータを見てみると近畿地方の売上比率は2割程度に留まっているようですね。実際、近畿地方の日本国内での人口比率は15%台ですので、近畿地方が日本全体に占める経済規模の割には本社のある近畿地区のシェアは高いということになりますね。

中山福[7442]の主要指標(2013年12月23日現在)

■ PER:10.11倍(予想)
■ PBR:0.84倍(実績)
■ ROE:8.6%(実績)
■ 配当利回り:3.6%(予想)

では、最後に[7442]中山福の主要な指標をチェックしておく事にしたいと思います。小型株で、業種も地味ということであれば基本的にはPERが1桁台、PBRもやや1倍割れというのがよく見る傾向なんですけれども、この[7442]中山福も例外ではありません。あまり株価の動きがない同社なんですけれども、それでも今年はさすがに25%程度は上昇しており、以前のように利回り4%台の株式ではなくなりましたね。

この[7442]中山福の魅力は、業績が非常に安定している事です。扱っている商品が生活系の商品であるため、景気が変動したとしても簡単に需要が減るとは考えにくいですよね。足元の円安は確かに逆風であり、本来であれば大幅減益となってもおかしくなかったのですが、今年なんとか踏みとどまりそうだというのは好印象であります。

会社四季報には2009年3月期から、2015年3月期(予想)までの営業利益が記載されていますけれども、なんとこの間の推移が15.9億円〜17.8億円の範囲におさまっているんですよね。しかも、17.8億円という頑張った年を除くと、15.9億円〜16.5億円とその幅はさらに縮まります。これほど業績が安定している企業は、私の持ち株では[9437]NTTドコモくらいかもしれませんね。

[7442]中山福のような鉄壁の業績ヨコヨコ銘柄は、株価が急伸することも少なく、キャピタルゲインを追い求める投資家の皆さんからすると面白くないかもしれませんが、私のようにインカムゲインをメインとする投資家にはもってこいの銘柄だと思うんですよね。これからも、ヨコヨコ業績に期待しつつ、長期で保有しつづけたい銘柄だと思っています。

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