最近はブームが去ったようにも思える新興国国債。上場ETFの[1566]上場インデックスファンド新興国債券から48口分の分配金です。 - 高配当株で配当金生活

最近はブームが去ったようにも思える新興国国債。上場ETFの[1566]上場インデックスファンド新興国債券から48口分の分配金です。

数年前の金融危機の時は、先進国の経済が急減速する中で世界経済を下支えしたのは『新興国経済』でありました。それに合わせて国内での投資信託も新興国を対象にしたものが急に増えたような気がしますよね。

最近は以前ほどは見かけなくなりましたけれども、『米国ハイイールド債券+ブラジルレアル』の組み合わせ(例:三井住友・米国ハイ・イールド債券・ブラジルレアルファンド)などは、かなりリスクが高いと思うんですよね。その分、ハイリターンが期待できる(オオコケもありますが・・・。)のである意味面白い商品だとは思うのですが。

さて、アメリカの金融緩和がペース縮小となる事が決定しまして、いずれはマネーが新興国からアメリカ本国へ還流するのではないかという観測もあるようです。実際、緩和観測が出ただけで今年2013年の5月には新興国の相場が大荒れになってしまったのは記憶に新しく、今から敢えて『新興国』に投資しようという人はそれほどいらっしゃらないのかもしれませんね。

今回分配金を受け取った銘柄は、[1566]上場インデックスファンド新興国債券になります。この商品は、国内に上場している新興国債券型のETFでありまして、信託報酬が0.4725%とそれほど高くない事から、ポートフォリオに新興国債券を加えたいと思える人にとってはある程度オススメできるETFだと思うんですよね。最低投資単位も6万円程度と、過度にハードルは高くない投資と言えるのではないでしょうか。

指数の紹介

新興国債券を対象とするインデックスは色々あると思うのですが、この[1566]上場インデックスファンド新興国債券が対象としているインデックスは「バークレイズ自国通貨建て新興市場国債・10%国キャップ・インデックス(円換算ベース)」というちょっと変わったインデックスであります。この特徴としては、「指数のうち1国の占める割合が10%を超えない」という制限が付いていることなんですよね。

投資の世界では「新興国」とまとめられてしまう事が多い新興国たちですけれども、実際はその成長ステージにも色々なタイプがありますし、アジア・アフリカなど地域も多種多様です。また、資源国である国もあれば、人口が多い事を原動力としている国もありますし、「新興国」と単純にまとめてしまうのはかなり強引だという考え方もできるんですよね。

そんな多種多様な「新興国」ですので、時価総額の大きい1国の影響が大きくなりすぎないように考えられた指数が「バークレイズ自国通貨建て新興市場国債・10%国キャップ・インデックス(円換算ベース)」であります。上記2013年3月末のデータを見てみると、韓国・ブラジル・メキシコの保有割合が10%となっており、通常のインデックスに比べるとこれらの国の保有割合が少ないという事になりますね。

国債の利回り

さて、この[1566]上場インデックスファンド新興国債券の投資対象となっている上位10カ国の5年国債の利回りをチェックしておきたいと思います。上記は2013年10月22日のデータなんですけれども、この時点で利回りは12%近くに達しています。ブラジルの国債利回りはさらに上昇傾向でありまして、この記事を書いている12月下旬現在では13%近くに達しているんですよね。

その他、上記データを見ると、トルコ・インドネシア・ロシア・南アフリカ共和国の5年国債の利回りは6%以上とソコソコ高い水準で取引がなされているようです。本来、これらの国債は直接取引できなくもないものもあるんですけれども、個人で買おうとするとどうしても為替手数料と取引手数料が高くなってしまう傾向にありますので、こういうETFで組み入れるというのは個人的には良い事なのではないかと思います。

[1566]新興国債券インデックスから48口分の分配金です。

1566 分配金

さて、今回は[1566]上場インデックスファンド新興国債券から1口あたり503円の分配金をいただきました。現在の保有口数は個人で20口、法人で28口でありまして、それぞれの源泉徴収税を考慮に入れますと、実際に受け取った金額は合計で22,118円ということになりました。

この[1566]上場インデックスファンド新興国債券の分配金は2ヶ月に1回の年6回となっています。過去6回分の分配金水準は安定しており、6回の分配金の合計金額は3,034円でありました。最近の株価から逆算しますと、分配利回りは概ね5%程度ということになりますね。

長期投資の観点からいうと、分配金をいただくという事はその時点で源泉徴収税を支払う事になってしまうために、あまり望ましくないという意見もあります。来年からは、源泉徴収の所得税+住民税の合計が本則の20%に戻ってしまいますので、ますますそう感じる方が増えてしまうと思うんですよね。

債券は株式に比べて一般的に値動きが激しくない事から、NISA口座でこのような債券ETFを買おうと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。保守的な投資としては悪くはないと思いますけれども、せっかくのNISA枠なので、NISAの分は高配当の株式を買っておいて、債券については分配をしないインデックス銘柄(例:eMAXIS 新興国債券インデックス など)を購入するというのも一考なのではないかと思います。

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