国内高配当株式トップ10(2013年6月28日)自動車系技術者派遣の[2154]トラスト・テック。業績好調なのになぜか株価を下げてランクイン、その理由は? - 高配当株で配当金生活

国内高配当株式トップ10(2013年6月28日)自動車系技術者派遣の[2154]トラスト・テック。業績好調なのになぜか株価を下げてランクイン、その理由は?

今回は、2013年6月28日時点での高配当国内株式のトップ10を概観したいと思います。このランキングでは、私なら投資しても良いかな〜と思える独自のスクリーニング基準を使って、基準に当てはまった銘柄の中から上位10銘柄をご紹介しているランキングです。

先週の相場を振り返ってみると、日本はともかく世界の株式はやや軟調なムードと言った前半戦だったと思いますが、後半については中国の懸念がやや後退したのか、または米国市場で金融緩和の継続論が出たためか相場が落ち着きを取り戻し、世界的に反発局面にあるようですよね。

日本の株式市場も木曜日・金曜日とドーンと上げて終わりましたけれども、今回の高配当株式ランキングを見る限り、高配当の小型系の株式については、相場全体が上げた恩恵は受けられていないようです。まあ、普段は株価ヨコヨコで潜伏し、ある時株価をドーンと上げる方が小型株と言えば小型株らしいと言えるのかもしれませんね。

配当金生活向けの高配当銘柄ランキング。ランクイン基準は?

PERが20倍以下であること:タコ配当の銘柄はランクインしません
ROEが7%以上であること:資本コストは7%以上だと思うので
時価総額が50億円以上であること:極端な小型株は流動性の観点からカット
経常利益が前期比+であること:利益マイナスは嫌な感じがしますよね
自己資本比率が50%以上であること:財務が良い会社は安心できます

の5点を満たす銘柄を配当利回りが高い順にランク付けしています。なお、私が普段から基準にしている数字なので、元々保有している銘柄も多いのですが、実際に私が保有している銘柄には☆印を付けております。なお、データ作成にはSBI証券のスクリーニングデータを用いています。

過去のランキング1位・2位・3位が気になる方は!?

第39回(2013/6/21):高木証券(6.60%)/極東証券(6.57%)/いちよし証券(5.65%)
第38回(2013/6/7):高木証券(6.74%)/極東証券(6.08%)/いちよし証券(5.59%)
第37回(2013/5/31):高木証券(5.72%)/極東証券(5.21%)/いちよし証券(4.64%)
第36回(2013/5/24):高木証券(5.32%)/極東証券(4.62%)/いちよし証券(4.51%)
第35回(2013/5/17):極東証券(4.67%)/高木証券(4.62%)/ハードオフコーポ(4.32%)

2013年6月28日現在のランキングです

1(ー):[8625]髙木証券:6.61%(+0.01%)
2(ー):[8706]極東証券:6.32%(-0.25%)
3(ー):[8624]いちよし証券:5.10%(-0.55%)
4(ー):[8622]水戸証券:4.80%(-0.07%)
5(+1):☆[4641]アルプス技研:4.62%(+0.07%)
6(ー1):☆[7603]マックハウス:4.56%(-0.02%)
7(再):☆[2154]トラスト・テック:4.52%(-%)
8(+1):☆[7518]ネットワンシステムズ:4.44%(+0.08%)
9(ー2):☆[9934]因幡電機産業:4.42%(-0.07%)
10(ー2):☆[2674]ハードオフコーポレーション:4.35%(-0.06%)
☆マークは、私が配当金生活のポートフォリオで実際に保有している銘柄です。

さて、今週のランキングに戻りましょう。最近は、1〜4位を中堅証券会社が独占している状況が続いているんですけれども、今週もその状態が続きました。ただ、この4社の株価を比べると、今週については[8624]いちよし証券が金曜日に株価を11.8%上げたために一人勝ち状態となっているようですね。

これは[8624]いちよし証券に好材料でも出たのかと思い、ニュースを検索してみたんですけれども、要因としては「株式市場の大幅高が追い風」とだけありました。それだと、上位にランクインしている他の3社はどうなんだよと思ってしまうんですけれども、その理由がよくわからないのが株式相場の難しさですよね。まあ、大体こういうニュースは後付け理由が多い気がしますしね。

今週は、7位にかつての常連銘柄である[2154]トラスト・テックが再登場してきましたので、あたらめてご紹介する事にしたいと思います。

この[2154]トラスト・テックは、「技術者の派遣」を行っている企業という事になりますね。「技術系」の中でも特に自動車などの開発系技術者に強みを発揮しているという事で、自動車系の株式の復活が叫ばれる現在に置いて、この[2154]トラスト・テックも追い風を受けているのではないかと思うのです。

ちなみに、このランキングに初登場・再登場する要因としては「増配を行った」か「株価を下げた」かのいずれかの理由がほとんどなんですけれども、実はこの[2154]トラスト・テックは株価を下げたために再登場した会社という事になります。

そう思うと、業績がイマイチなのかと思いきや、先日終わったばかりの2013年6月期の経常利益が前年度比+20%の80億円(ただし2013年4月に95億円から下方修正済み)でありまして、来期2014年6月期の経常利益予想は、100億円とさらに前年度比+25%の好調な予想となっているんですよね。

こんな感じで、ソコソコ好調な中株価を大きく下げた理由を思いつくのはちょっと難しい!?とお思いになる方もいらっしゃるかもしれませんが、回答は意外にシンプルでして、「先日配当の権利落ちを迎えたばかり」というのが理由になります。

基本的に、高配当株式・優待株式の権利落ちは「大げさな下落」になりがちなんですけれども、この[2154]トラスト・テックについては、何と10%以上もの下落となってしまったんですよね。もしかすると、ここは買い増しのし時なのかもしれませんね。

[2154]トラスト・テックの主要指標(2013年6月28日現在)

■ PER:13.72倍(予想)
■ PBR:1.96倍(実績)
■ ROE:10.8%(2012/6実績)/ 14.0%(2013/6実績)
■ 配当利回り:4.52%(予想)

さて、最後に[2154]トラスト・テックの主要指標を見ておきたいと思います。2013年6月期が終わったばかりなので、基本的には2013年6月期ベースの数字をご紹介しておりますが、配当利回りの割には低いPERではないというのが、この[2154]トラスト・テックの特徴になりますね。過去を振り返っても、7割台の配当性向の年も珍しくなく、比較的株主還元に厚い会社と言えます。

業績好調が予想される2014年6月期は、1株利益が62円予想で配当金が30円予想と久しぶりに配当性向が50%を下回る見込みです。まあ、健全な配当金というものはこんな物なのかなと思うんですけれども、今までの基準で計算すると45円の配当金でも驚く水準ではないんですよね。

そうすると、配当金利回りが6.8%にもなってしまうので、さすがにそこまでの増配はないと思いますが、過去の傾向からするとちょっと期待してしまう私がいるのであります。保有銘柄の中に、1銘柄くらいそういう銘柄があってもいいかな・・と思うんですけどね。

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