パチンコ・パチスロメーカーから「知的財産中心」に脱皮なるか!? [2767]フィールズから200株分の配当金です。 - 高配当株で配当金生活

パチンコ・パチスロメーカーから「知的財産中心」に脱皮なるか!? [2767]フィールズから200株分の配当金です。

高配当株式業界の定説としまして、タバコ・酒・ギャンブルなどある意味「反社会的」な銘柄は投資の対象として避けられやすく、結果的に高配当となってしまうという現象が見られます。

例えば国内ですと、タバコ系は[2914]日本たばこ産業くらいしかありませんけれども、海外を見るとアルトリア(フィリップ・モリス)、ブリティッシュ・アメリカン・タバコなど業績がある程度安定しており、さらに配当もソコソコ高いタバコ系の銘柄が見られるんですよね。

そして、今回の記事のテーマは[2767]フィールズでありまして、こちらは言うまでもなくギャンブル系(パチンコ・パチスロ)という事になります。

一時期、配当金生活のポートフォリオでは、このパチンコ・パチスロ系の銘柄を多く保有しておりました。というのも、朝10時前後にパチンコ屋さんの前を通ると、いつもいつもお客さんが開店待ちをするのを見ていましたので、「パチンコは娯楽の王様」だと思ってしまっていたんですよね。

実際、パチンコ・パチスロ機器のメーカーは高配当である物が多く、今でも保有している銘柄はいくつかあるんですけれども、ヒット商品を出せるかどうかに業績が左右される傾向にあるために、「安定した業績」を好む私のポートフォリオにはなじまないと思い、現在は業種全体としては、持ち株数を減らしている段階にあります。

翻って[2767]フィールズの話題に戻りまして、同社も言うまでもなく主力業務は「パチンコ・パチスロ機器」でありまして、現在も「エヴァンゲリオン」シリーズなどの売上に左右される部分が大きいんですけれども、事業ポートフォリオの安定化の一環としまして、「知的財産に主軸を置いたビジネスモデル」への転換をはかっているんですよね。

その中でも特に力を入れているように思えるのが、「漫画・アニメ・特撮」の分野です。現在、[2767]フィールズの連結対象会社にはあの「円谷プロ」もありまして、現在コミックスで「ULTRAMAN」を展開しており、さらに7月からは新しいテレビシリーズとしまして、「ウルトラマンギンガ」も放送されるんだそうです。

この分野は、新作品の場合は事前にヒットを予想するのは難しいんですけれども、もし大ヒットという事になれば、同社が指向する「循環型ビジネス展開」で、コミックス・アニメ・映画・テレビ・ソーシャルゲーム・パチンコ・パチスロなど色々な媒体に次々と展開していけるんですよね。

まあ、個人的には好きなアニメが「パチスロに」となるとちょっと複雑な気分ではあるんですけれども、商売としては非常にウマいのではないかと思います。アニメ好きの私だからこそ、こういったビジネスモデルの会社はこれからも応援していきたい所ですね。

[2767]フィールズから200株分の配当金をいただきました。

2767 フィールズ 配当金

さて、今回は[2767]フィールズから1株あたり25円の配当金をいただきました。保有株数は200株でありまして、法人での源泉徴収税7.147%を差し引きしますと、実際に受け取った金額は4,643円ということになりました。

2767 フィールズ 事業報告書

こちらは、[2767]フィールズの事業報告書になります。記事の前半で述べた部分以外で注目した事と言えば、今年も震災後に設立した同社の「ウルトラマン基金」を通じて、被災地への積極的な支援を続けて来たということですね。今年は寄付金とマイクロバスの寄贈を行ったんだそうです。同社のコンテンツである「ウルトラマン」が被災地の子供を応援しに行く事は、現地の子供の支えになるのではないかと思いますね。

配当金の推移

さて、気になる[2767]フィールズの配当金について見ておきたいと思います。同社の配当の方針としては、「安定的かつ利益に応じた配当」という事になっておりまして、2011年3月期に記念配当込みで1株50円に増配となった後は、1株50円の配当が続いていますね。来期予想の純利益をベースに計算すると、配当性向は2割台にとどまり、さらなる増配の余地もあるのではないかと思うほどです。

[2767]フィールズの主要指標(2013年6月26日現在)

■ PER:8.6倍(予想)
■ PBR:0.95倍(実績)
■ ROE:8.7%(2013/3 実績)
■ 配当利回り:3.2%(予想)

では、最後に[2767]フィールズの主要指標を見ておきたいと思います。直近の期ではパチスロ機の「バイオハザード5」がヒットしたという事で、業績は好調であり、指標的にも割安に見える状態が続いていますね。

過去にはヒット商品を飛ばせなかった年度もありまして、その時は配当性向が100%を超える事があったんですけれども、豊富な利益準備金を背景にその時も減配する事はありませんでした。

パチンコ・パチスロのヒット商品次第という決算から脱皮するために、「知的財産重視」のビジネスモデルへの変換をはかっていると思うのですが、実際ウルトラマン関係の売上はコミックスが40万冊以上売れるなどソコソコのようですので、今後もコレくらいのヒットを複数飛ばせるように願いたい所ですね。

個人的な[2767]フィールズ株の方針としては、春に株価が上昇し配当利回りが2%台になった時に100株を売却しています。現在も3%強の利回り水準ですので、積極的には買い増しして行くつもりはありませんね。ビジネスモデル自体は魅力的だと思うんですけれども、買うとすれば配当利回り4%以上の株価になるまでじっくりと待ちたいと思っています。

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